初日という特別な日に、オペラグラス不要のSS席で観劇できることになり、至近距離で珠様とれいこちゃんを見ることができてとても幸せでした😊
この日のオーケストラは録音ではなく、生演奏でした。開演前にオケボックスから何のチューニングの音が聞こえてきて、ワクワク感が高まり嬉しくなりました。
客席は1列目は空席になっていましたが、2列目以降はぎっしり客席が埋まっていました。やはり宝塚ファンはこういう時でもコロナ感染に気をつけながら、劇場にちゃんと来るんだ...と感動しました。
客席では、なるべく会話を控えるようにして、緊張しながらの観劇となりました。
今回はトップスターのたま様と相手役のさくらちゃんの退団公演。お芝居の作、演出は今を時めくウエクミ先生です。ポスターの写真を見てもウエクミ先生の美意識やこだわりが感じられて、きっと素敵な作品なんだろうな..💕と期待していました。久しぶりの月組のショー、Dream Charerも楽しみにしていました。
そして、お芝居の「桜嵐記」の感想ですが、とにかく珠様がかっこよかった💕という一言に尽きる作品でした。珠様以外の男役さんたちは、珠様のかっこよさを際立たせるために存在している、という感じの作品でした。れいこちゃんとちなつちゃんは、珠様を支える弟たち、というポジションの部将だったのですが、かっこよさでは珠様の一人勝ち❣️退団公演として珠様ファンの皆様の心に深く残る作品だったのではないかと思います。
南北朝時代の複雑な時代背景は、光月るう組長が最初に解説してくださっているので、ストーリーを追うのにストレスはありませんでした。
素敵なシーンが、たくさんありましたが、一番強く印象に残ったのは最後のシーンでした。お父さんの楠木正成役のまゆぽんと一緒に、幼かった当時の三兄弟が銀橋で話をする回想シーンと、その後ろでスローモーションで北朝軍と戦う三兄弟のシーンが同時に進行する場面は、斬新で凄い演出だと感心しました。舞台装置の吉野の桜がとても綺麗で、出陣式の場面に時間が戻されていて、銀橋に整然と並ぶ武将たちと、その中央にゆっくりと歩いて登場する珠様....。客席からは大きな拍手がずっと続いていて、とても感動的な場面でした。
たま様は、戦って死ぬ運命にある武将として、さくらちゃん演じる弁内持との結婚を断ります。愛ゆえに身を引く珠様....。そして敵陣の負傷兵にも情けをかけて手当をするように命じるヒューマニズム溢れる珠様....。そして、負けるとわかっていながら、父親の忠義を守り、南朝の武将として戦い続けるストイックで真っ直ぐな性格の珠様....。
こんなに非の打ちどころないかっこいい男性が南北朝時代に存在していた、ということを歴史の時間に教わっていたら、日本史が大好きになっていたと思います😅
ご贔屓のれいこちゃん演じる正義はやんちゃな弟キャラという感じでした。河内弁を話す武将で、雰囲気的には宮本武蔵のときの又八のような雰囲気。れいこちゃんファンとしては、クールで凛々しい武将の役が見たかったのにな...と思いました。ちなつちゃん演じる正時はしっかり者の凛々しい武将というキャラクター。海乃美月ちゃんの夫という設定でもありました。次期トップコンビはれいこちゃんと海ちゃんなのに、なぜかちなつちゃんと海ちゃんがご夫婦という設定でした。でも、海ちゃんのお兄さんの裏切りによって、2人はお別れすることに...。そういう事情から、れいこちゃんは海ちゃんとお別れしなくてもいいように、正時ではなく正義の役になったのかもしれません。
その他、後村上天皇役のありちゃんは、ありちゃんということがしばらくわからなくて、途中からやっとありちゃんということがわかりました💦ありちゃんは公家役よりも武将の方が似合っていたかも...。足利尊氏役のおだちんは武将がよく似合っていてかっこ良かったです。綺麗な小性を引き連れているのもちょっと怪しい感じでよかったです。
他に印象に残ったのはジンベイ役の千海華蘭ちゃん。舞台をホッと和ませる面白いキャラクターでした。
ウエクミ先生は本当に緻密に丁寧に作品を作られていると思いました。プログラムをみても、名前のある役がほとんどで、一人一人の生徒のことを考えながら配役も決められているんだな、と思いました。
ウエクミ先生は、のぞ様の退団公演でも作、演出を担当されたばかりなのに、たま様の退団公演作品も担当されるとは...。すごい才能を持っていらっしゃるんだな、とあらためて思いました。公演プログラムに寄せたウエクミ先生のメッセージも格調の高い素敵な言葉がたくさん並んでいました。ウエクミ先生の素晴らしい感性と丁寧な作品作りは、さすがです❣️ますますウエクミ先生のファンになりました😊
...と、お芝居の感想が長くなってしまったので、ショーの感想はまた明日...ということに😊

