花組大劇場公演「メサイア・Beautiful Garden」前楽に行ってきました❣️

 

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翌日は「メサイア・Beautiful Garden」の千秋楽。713日から始まった花組大劇場公演でしたが、あっという間の公演期間でした。この日は私の5回目の観劇でMy楽でした。翌日は大好きだった天真みちるちゃんや、イケメンぶりが気になっていた男役さんの桜舞しおんくんが大劇場をいよいよ卒業されてしまいます...😢


この日はみりおちゃんファンのママ友と一緒の観劇でした。15時公演だったので、ゆっくり宝塚ホテルのプルミエでランチをしてからの観劇💕という優雅なプランを立てました。もうすぐ取り壊されてしまう宝塚ホテル。プルミエは大好きなレストランだったのでなくなってしまうのが残念です。昔ながらの正統派フレンチスタイルのサービス、素敵なクラシックなインテリア、繊細で芸術的なお料理の数々。ちゃんとした正統派のフレンチレストランとしては、私は宝塚ホテルのプルミエが一番好きです。お値段もランチはかなりお得感があります。この日は二人の意見が一致して、プルミエでランチをすることになりました❣️

 

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アミューズ。↑
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オードブルです。↑
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えんどう豆の冷製ポタージュ。↑

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メインディッシュのイサキのポワレ。↑

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大急ぎで完食したデザートのクレームブリュレ💦↑

久しぶりのランチということで、ヅカトークや娘たちの話などなど、話は尽きることなく、気が付いた時には、1420分に!!まだデザートが来ていないのに15時の開演時間が迫っています😱車を出して、大劇場前の駐車場に停め直さなくては・・。そして、用意してきた生徒さんへの差し入れも楽屋口に届けないと、と突如パニックになった私達は、公演時間が迫っていることをお店に伝えてデザートを超スピードで出していただき、同時進行でお支払を済ませ、駐車券にスタンプを押してもらい、デザートをすごい勢いで完食し、すごい勢いでお店を後にしました💦優雅なランチのはずだったのに、バタバタと慌ただしいランチになってしまいました😅


でもラッキーなことに、ホテルから大劇場に向かう道が空いていたので、大劇場には開演15分前に無事に到着!楽屋口に差し入れも無事に届けることができ、ほっと胸をなでおろしました😊

 

大劇場はこの日も立ち見が沢山出ていました。これまでにわたしが観劇した日は全て立ち見が出ていました。さすがみりおちゃん率いる花組の公演です❣️この日のお席は観劇に誘ってれた友人が用意してくれた8列目のセンター席でした。7列目までかSS席なので、コストパフォーマンス的に素晴らしいお席❣️舞台全体を見渡せて、出演者をオペラグラスなしで見ることができるとても良いお席でした。友人に感謝です❣️

 

「メサイア」は、観劇の回を重ねる毎に、舞台が進化していることを感じたのですが、この日は特に、花組生全員の集中力や進化を感じる舞台でした。特に印象的だったのは、みりおちゃんの熱演ぶりでした。こんなに熱のこもったみりおちゃんを見たのは初めてでした。今回の作品は、キリスト教の解釈や天草四朗の人物像など、過去4回の観劇の際にはあまり納得できない部分も多かったのですが、この日は脚本に対する私のモヤモヤした感想はどこかに飛んでいってしまうほど、みりおちゃんの熱く説得力のあるお芝居にねじ伏せられてしまいました。みりおちゃんの熱を帯びた演技はまさにカリスマ!!海賊で無神論者だった四朗を「メサイア」と呼ぶことに抵抗を感じていた私も、みりおちゃんが民衆に一揆を呼びかけるあの熱いシーンから民衆のメサイアのコーラスに至るまでの熱量は凄い!と脱帽しました。脚本的に、天草四朗はメサイアとは思えない描かれ方になっているのでは...と思っていたのですが、この日のみりおちゃんの演技は、まさにメサイア!と納得してしまうほど神々しくて神がかっていました。 あの華奢な体であれだけの迫力が出せるみりおちゃんは、本当に凄い役者さんです😍

 

隣で観劇していたみりおちゃんファンの友人も、この公演を複数回観劇しているのですが、幕間にお喋りしている時に「みりおちゃんの今日の熱演は凄かったけど、もしかしてみりおちゃん、辞めちゃうんじゃない?」と恐ろしい予言を😢😢😢


たしかにこの日のみりおちゃんの舞台からは、やりきった感というか、みりおちゃんの達成感のようなものがひしひしと伝わってきました。他の組子たちもみりおちゃんの熱に引き込まれたのか、皆涙を流して熱演していました。マイティーの目にも涙が・・。それぞれの役の生徒さんたちが、本当にその時代に生きたその人物として舞台に息づいていました。2回目か3回目の観劇のときには、ちょっと眠くなってしまったこともあったのですが、なぜかこの日は、見終わった後に疲労を感じるほど、一生懸命に舞台に見入ってしまいました。


 宝塚ファンの間では、次回の「カサノヴァ」は、一本ものだし公演期間も短いからみりおちゃんの退団公演にはならないはず・・と噂されていますが、今後の花組の公演予定をみると、みりおちゃんは舞浜の2500人も収容できるアンフィシアターでコンサート。そして二番手のれいちゃんは主演で全国ツアーを回ります。なんだかみりおちゃんの退団+れいちゃんのお披露目に向けた演目が揃えられているような予感が....。わたしはみりおちゃんファンの一人として、みりおちゃんをできるだけ長く宝塚の舞台で見ていたいと思っています。次の公演で退団してほしくないと....。

 

トップスターの退団は、宝塚大劇場公演の千秋楽から東京公演の初日までに間のお休み期間中に発表されるのが通例と、宝塚事情に詳しい研究者の方からお聞きしたことがあります。ここ一週間は宝塚歌劇公式ホームページから目が離せなくなりました💦

 

そしてこの日は、公演中に地震が発生するというハプニングがありました。公演が開始してから間もなく、建物の揺れを感じて客席がざわざわしたのですが、舞台の上の演者さんたちは全く動じずに演技を続けていました。先月、月組の「ラストパーティー」を観劇したときも地震が発生したのですが、れいこちゃんを始め出演者は何事もなかったかのように演技を続けていました。ジェンヌさんの集中力は凄いです。ジェンヌさんたちは、何かイレギュラーなことが発生しても動じずに、ふつうに舞台を続ける訓練をされているということに感心しました💕

 

この日は、観劇ジェンヌさんが多数いらっしゃったのですが、誰が来ていたのか全くわかりませんでした。ただ、マイティーがアドリブで「今日は星がきれいだ・・」と言っていたので、星組さんがご観劇なのかな、と思いました。

 

ショーは、私が大好きな野口先生の作品です。これで見納めだと思うととても残念だったのですが、最後なのでみりおちゃんとれいちゃんとマイティーのかっこいいシーンの数々を目に焼き付けました❣️このショーはお衣裳がとても素敵です💕野口先生の様式美の世界も素敵💕💕今回の私のポイントは夏ソングのシーンでれいちゃんがみれいちゃんとラブラブのカップルを演じる場面と、れいちゃんとマイティーの二人が真ん中で歌うアイドルのコンサートの場面でした。れいちゃんとマイティーの並びは最強です❣️


そして、れいちゃんを中心とする傘のダンスのシーンでは、退団者の桜舞しおんくんが自転車で通り抜けるシーンとたそがタンバリンを持って踊るシーンの捌け際に客席から拍手が...。退団者を見守る客席の温かさを感じました😊


みりおちゃんは常に真ん中でキラキラして圧倒的なオーラを放っていて素敵でした❣️中詰の夏ソングのオラオラしたみりおちゃん💕薄紫色の燕尾の男役さんを引き連れて躍る群舞でのエレガントで男前なみりおちゃん💕闘牛士やグラディエーターのみりおちゃんも美しかったです💕


でもやっぱり見るたびに細くなっていくみりおちゃん。トップスターの重圧や過酷な量のお仕事など、大変な毎日を過ごしているんだろうな...と想像してしまいます。トップスターに就任して5年目を迎えたみりおちゃんは、ハードな毎日を5年間も過ごしてきたことになります。ファンとしてはいつまでもみりおちゃんの舞台を見続けたいとはいえ、母親的な視点でみりおちゃんの健康面を第一に考えると、やっぱりそろそろなのかな....と。


そして、みりおちゃんには、卒業後は芸能界の荒波の中でサバイバルしていくような大変な思いをせずに、優しくて素敵なセレブの旦那様に守られて、ほっこりと落ち着いた幸せな日々を過ごして欲しいと思います。趣味で素敵なお花屋さんを経営して、年に数回はハワイの別宅で過ごすとか....💕🏝✈️


卒業後のみりおちゃんの姿を今から想像するなんて、ファンの皆さんには叱られてしまいそうですが、今のみりおちゃんは痛々しいぐらいにやせ細ってきているので心配です😢でも、やっぱり男役姿のみりおちゃんも見続けたい....💕ファンとしては複雑な心境です💦


そして、20日はいよいよ千秋楽。タカラヅカニュースでの放送が楽しみです。退団者のご挨拶をカットなしで放送してくれたら良いのですが...。