ゴールデンウィーク前半の3連休最後の休日に、主人と大阪天満天神の繁昌亭に落語を聞きに行って来ました❣️
主人とのデートは、映画かショッピングか食事かドライブ...というのがいつものパターンなのですが、落語が好きな主人と、去年初めて行った大阪天満天神の繁昌亭のことを思い出しました。星組大劇場公演の「Another World」が落語をモチーフにした作品だったので、落語を聞きに行きたくなって...💕主人に付き合ってもらうことにしました。
チケットを購入した昼の部は、13時から16時までの3時間。途中で15分間の「中入り」という休憩時間がありますが、落語や浪曲、漫才と、出演者の方々がプロの話芸を次々と見せてくださる充実の3時間です。全席自由席なので、事前にチケットを購入していても、早めに行かないと良いお席に座れない、という難点がありますが、この充実感で前売り券2500円というお値段はお値打ち価格だと思います。
今日は現地到着が開演時間の直前になってしまったので、お席は二階席になってしまいましたが、とても見やすいお席でした。
この日の出演者は10組で、落語家さんが8組、浪曲と漫才がそれぞれ1組という構成でした。
「時そば」とか「犬の目」とか、以前聞いたことがある演目もあり、テレビでよくお見かけする桂きん枝さんが最後のトリとして出演されていました。どの出し物も楽しかったのですが、この日、特に私の中で一番印象に残ったのは、女性落語家、露の団姫さんによる落語「地獄八景亡者戯」でした‼️
つい先日、宝塚大劇場で観劇した落語ミュージカル「Another World」の作品のモチーフになっていたのは上方落語の「地獄八景亡者戯」と江戸落語の「朝友」と上方落語の「崇徳院」とプログラムに書いてありました。宝塚の作品はこの3作を組み合わせて作られた作品だったようですが、私はどの作品にも馴染みがなく、機会があれば、ぜひ聞いてみたいと思っていました。偶然にも、この日たまたま訪れた繁昌亭で、お目当ての演目のひとつ出会うことができるとは...❣️
そしてこの演目の語り手が、女性落語家の露の団姫さんだったということにも宝塚的なご縁を感じました。女性...といっても可愛らしい小坊主さんのようなヘアスタイルとキュートなお顔立ちで、まるで一休さんのようなイメージの露の団姫さん。滑舌も良く、お話がとてもお上手でした。団姫さんはお坊さんの修行をされた尼さんなのだそうです。落語のネタにもお寺や宗派のネタが混ざっていたり、出囃子がアニメの一休さんのテーマソングだったり、と印象的なキャラクターの落語家さん✨これからブレイクしそうな女性落語家さん、という予感がしました❣️
さて、「地獄八景亡者戯」のお噺の内容ですが...。
鯖のお刺身に食あたりをして冥土に来てしまった主人公が、冥土で楽しく過ごす様子が語られるのですが、まさに数日前に観劇した宝塚の舞台のお話と同じ世界が繰り広げられていました❣️団姫さんの噺の中では、宗派ネタの流れで瀬戸内寂聴さんが近日冥土に来場することになっていました。紅白歌合戦ならぬ黒白歌合戦では、美空ひばりが「三途の河の流れるように」を歌い、三波春夫が「冥土の国からこんにちは」の歌を歌って対決する、といったネタもありましたが、宝塚の作品の中では、冥土歌劇団が「ベルサイユのハス」を上演したり、名誉理事の植田紳爾先生が近日冥土に来場予定だったり、と宝塚テイストにネタがアレンジされていたのを思い出しました。悪ふざけしすぎて植田先生に失礼なのでは..と思ったセリフでしたが、原作のネタだったんですね。宝塚の舞台を見た時には唐突な話の展開で、悪ふざけが過ぎる内輪ネタと感じたことも、この落語の原作を知ってから観ると、また面白さが違ってくるのかも...と思いました。
前回の繁昌亭では、手品で蝶々をひらひら優雅に舞わせる松旭斉天蝶さんがとても素敵なパフォーマンスを見せて下さいましたが、今回は夫婦漫才の方が出演されていました。色々な芸風の方が出演されるのですね。
最後に登場した桂きん枝さんのお噺は人情話でした。落語のタイトルがプログラムに書かれていなくて、ご本人からの紹介もないので、話のストーリー上のキーワードを検索したところ、「一文笛」というタイトルの古典落語ということがわかりました。その他の噺家さんの、嘘つきの男の人の旅行中の体験談のお話は「嘘つき弥次郎」というお話であることも後で検索してわかりました。初心者のためにお話のタイトルをプログラムに書いておいていただけたらうれしいのですが...。
他にも落語初心者の私は、「どうしてすぐに羽織を脱いでしまうのに、羽織を着て出てくるのか...」とか、「机や衝立を使う人と使わない人の違いは何なのか...」などなど、わからないことがたくさんで好奇心一杯になりました。今日は図書館で早速初心者向けの落語入門書を借りてきました。
宝塚をきっかけに、OSKや上方落語など、関心が広がってきました!星組公演のお芝居も、落語の勉強をした後で、なんだかもう一度見て見たくなりました💕



