何度も消えては浮かぶ
虹の様に
だけど

何度であっても
それでも会いたくなるのに
何故か訪れる沢山の

積み重なる日々を
覚えきれない
その虹の姿の様に

消えないでと願って
初めて自由に
あり続ける特別な日々を

覚えておきたいと祈る日を





彼方のあの人へ伝えてと
あなたは声を震わせるけれど
祈りと共に手を伸ばしてみるこの腕を

握り締めるその手を放したくはないのだから

声にして届ける愛の旋律は
そびえる冷たい
浮かぶ月の様 

嬉しさと戸惑いの混ざり合う
期待とあなたと会える
特別な時間を