ねえ。君が文字を
読めるようになるのには
一体何歳なんだろう。

君が英語を読める様になるのは
一体幾つになって
誰とそれを話すんだろう。

側に強い人が居る事。
強いってなんだ?
仮面ライダーや

ウルトラマンや
なになに戦隊の
ヒーローの様に?

怖がらないで。

あれから1年。
君はどんな風に過ごしたんだろう。
楽しかった?

辛かった?

もうすぐお祭りが
沢山の場所で始まるね。
ケンカもせずに

ゴミもちゃんとひろって
誰かとぶつかっても
ごめんねって

笑って言えるかな。
イライラしながら
歩いても

ちゃんとご機嫌に
なおるかな。

あれから1年。
沢山の事があったね。
けど君はどんな風に過ごしただろう。

外に出かけられたんだろうか。
遊んだり笑ったりできただろうか。
誰かを好きになったり

時々嫌になったり

当たり前の事が
キミにはどう感じる事が
出来たのか

私は
沢山の君たちから届く
怖かった事

助けてほしかった事
誰かに知って欲しかったこと
そして今もそれを

同じように怖いって思う事
けれど克服したいんだって
ちゃんと自分で知ってること

あのね。
沢山の怖い事
沢山の怖いもの

それを消す事なんて

誰にも出来ないんだよ。

怖いって事は自然で
自分より何か怖いものがあるって
君は知ったんだよ

この世界の中で
一番怖いものなんて
知らなくても

覚えなくても

きっとそれと出会うよね。

少なくとも今回の津波や
沢山の地震の揺れは
自分たちの恐怖となりました

だけどだからこそ強くなるんだ。って

自分で決める事。

誰かが決めるんじゃなくて
慈しみの心を皆で表す事が
出来るのであるのならば

少なくとも被災地で
沢山の人の中で生き残ったのに
自分も居なくていい

なんて事は思わないでしょう?

君が必要なんだって
本当にそう思うのに
お願いなんて

君と何度出会っても思うたった一つの
簡単な気持ちは
確かに色づいて

形を変えて蘇る

何かを求めなくても
何かを知らなくても
何かを与えられなくても

それをきっと手にして生きる
そんな日がちゃんと側に
来ること知ってるよね。

君はそれをちゃんと知ってる。

忘れないで。
待ってたらちゃんと来ること。
ちゃんと与えられること。

だけど大切にしていく事。
時々忙しくてそれを
おざなりにしちゃっても

ちゃんと大切にしてるよって

心で忘れずにいる事。

あの夏の花火は
形を変えて自分の大切な場所で
今も綺麗に見えるのかな。

誰と一緒にいるとか
誰がどうとか
比べたりしないで

今だから

今日だから

君とだから

今一緒に居られるから!!

ねえ。
君は何度楽しい夏の日を
迎えられた?

ねえ。
君は何度花火を見て
綺麗だって笑えた?































お願いだから
切ない顔で
こっちを見つめたりしないで…

君と見る初めての花火が
悲しい色になりませんように…

あの時確かに
沢山の事が
おかしかった…

だけどどうしようも無い事を
どうにかしようとしても
同じ出来事は必ず起きるでしょう?

君と初めて過ごす
楽しいって心から
強く思えるそんな夏。



































一緒に花火がゆっくり
見られますように…






































例え遠く離れていても。
同じように綺麗だねって

同じように綺麗って
思えますように…

明日を生きたいって
怖いって
素直に言えたなら

君の心も少し軽くなる?

生きてていいんだよって
どうして生きてていいんだよって
言われないと

君は心を痛めるんだろう。

君と写真のなかじゃなく
確かにどこかで
すれ違ったり

話したり
声を聴いたり
走ったり歩いたり

車に乗ってる君を見るたびに

生きてるって解る?
生きたいって君も思うって
解る?

一緒にいつもいられたなら
この不安も無くなるのかな
だけど

離れてるから
いいんじゃないのかな…
いつもじゃなくていいのにね

手をつないで
笑えたら
それでいいのに