子どもにとって家庭教育の重要性が指摘されていますが、それを担う保護者への取り組みは遅れているのが実態です。これらのことから三郷市では親を対象とした「親の学習講座」を実施し、地域とのつながりや家族との絆の大切さを学ぶ等「親業」をサポートする取組を行っています。この講座の特徴は、子育てを、家庭や母親が抱え込むことがないよう、子どもの年齢や年代ごとの成長に合わせ実施するなど、様々なプログラムを用意しているところです。また、親だけではなく、近い将来親になる中学生や高校生を対象とした講座も実施しています。運営主体は、地域で青少年健全育成を支援する各団体からなる「三郷市青少年育成市民会議」で、そこから講座実施に際してファシリテーター（学習支援者）を派遣し、費用も負担しています。そして、この費用は市からの委託金１５０万円が充てられています。
ファシリテーターの育成や実施主体の問題はありますが、室蘭市でも地域や家庭の教育力低下が懸念されており、早急に実施するべきだと思っています。
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