２００７年６月に「地方公共団体の財政健全化に関する法律」が制定され、各自治体では実質赤字比率、連結実質赤字比率、実質公債費比率、将来負担比率の４つの指標をめぐって大変な論議を呼びました。このほか企業会計では資金不足比率も加わり自分たちの住む町の財政状況に関心を持たれた方も沢山いたのではないかと思います。私が住んでいる室蘭もかなり危険な状態で、行財政改革と会計上のやりくりを駆使して何とか基準はクリアできましたが、いまだ安心できるものではありません。そしてなによりもわが国の財政自体が先進国の中では最悪な状況にありますし、経済も１００年に一度の大不況に陥っています。ですから今国会でどのように景気対策を行いながら財政再建をしていこうとしているのか、非常に注目してみています。
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