日本の医療水準を総合的に見てみると、平均寿命81,8歳(02年)、千人あたりの新生児の死亡率1,6人(01年)で世界最高レベルとなっています。年間一人当たりの受診回数でも日本は14,4回(00年)と医療機関に対する利用しやすさでも世界のトップです。そして医療費全体にしめる税金と保険料の割合は81.5%で一人当たりの医療費は2139USドルでアメリカの5287USドルの半分以下(02年)です。対GDP比でみても日本は8%で30カ国中21位で日本の医療費が世界の中でも高いとはいえません。なのに診療報酬改定のたびに診療報酬が引き下げられ、社会保障費の伸び率を抑制する政策が行われているのが実情だといえます。医師不足の問題とともに医療機関が適正な診療が行えるような政策を行わないかぎり医療の崩壊が進んでいくだけです。
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