血流が悪くなるドロドロ血というものを聞きました。どういったものなのですか?
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よくあるご質問(FAQ)
血流が悪くなるドロドロ血というものを聞きました。どういったものなのですか? |
血液中の赤血球が互いにくっつき合い、
血液粘度が高い状態になっていることをいいます。
健康について興味がある方であれば、「血液がドロドロになる」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。
いったいどんなものかというと、血液の流れやすさを決める「血液レオロジー因子の変化」を分かりやすい言葉で表現したものです。血液の主成分である赤血球は、本来、血液中で一つ一つバラバラになっています。しかし、ドロドロ血の場合、赤血球が互いにくっつき合い血液粘度が高い状態になってしまっています。
血管を川に例えてみましょう。普段は水がスムーズに流れていても、土砂や砂利、ゴミなどが積もると流れが濁ってスムーズに流れません。ドロドロ血は、血管内をスムーズに流れることができないため、血の巡りを悪くしてしまうのです。
ドロドロ血の大きな原因の一つは、食べ物です。主に脂肪や油分の多い食事や、塩分・糖分の摂り過ぎなどが挙げられます。女性が好きなお菓子やケーキなどの甘い物の食べ過ぎには注意が必要です。甘い物を食べると血糖値が上がります。過剰に糖分を摂取してしまうと、次々に送られてくる糖分の処理が追いつかず、血液が酸性化し、結果として赤血球がくっつきやすい状態を引き起こしてしまいます。
逆に、青魚(アジ、イワシ、サバ、サンマなど)は、DHA(ドコサヘキサ塩酸)や、EPA(エイコサペンタエン酸)を多く含んでいます。これは悪玉コレステロールや中性脂肪を減らし、血液をサラサラにする効果があります。ドロドロ血を防ぐためにも、やはりバランスのよい正しい食生活が基本となります。過労の原因ともなる活性化酸素を抑える抗酸化物質の多く含まれる緑黄色野菜を摂ったり、きのこ・海藻類など食物繊維が豊富な食べ物は、合わせて積極的に摂取しましょう。
その他にも、運動不足や、多すぎるカフェイン、交感神経優位やストレス、強い冷房、姿勢の悪さ、喫煙、女性ホルモンの影響など、多くの生活習慣から血液の状態を悪くする原因になることが考えられます。