僕は不思議な話が大好きなんですが、音楽にまつわるこういう話し。いかがでしょう。
これはカリフォルニアのジェームズ・リチャードの体験談です。
2009年9月9日のことです。
その日ジェームズは友人の家を訪ねた後、帰宅の途につきました。ジェームズは愛犬を同伴していたのですが、愛犬が尿意を催したようなので車を停めました。
犬を外に出し車外でストレッチをしていると犬の吠える声が聞こえました。犬がウサギを追いかけているのです。
そこで彼は犬を捕まえるために走りだしました。ところが、その途中でウサギの穴に足をとられて転び気を失ってしまいました。
目を覚ますと彼は見知らぬ部屋の中にいました。戸口には男性が立っていました。
ジェームズは助けてもらったことに感謝し「ここはどこですか?」と尋ねました。
男性は「僕がこれから言うことを信じられないかもしれないけれど」と前置きすると「今あなたはパラレルワールドにいます。」と言いました。
パラレルワールドとは、ある世界に並行して存在する別の世界の事です。
彼が言うには彼らの世界ではパラレルワールドを簡単に行き来きできるマシンが普及しているそうです。
気を失ったジェームスを手当てするため自分の世界に連れて来たと告げられました。
不思議な事にジェームスは何故か彼の言うことが真実であることを直感しました。
そして二人はそれぞれの世界の違いについて語り合いました。やがて音楽の話になるとお互いの世界に同じ名前のバンドがいくつかあることが分かりました。
そんなバンドのひとつが「ビートルズ」です。
ただビートルズに関して二つの世界の間で違っていたことがあります。
パラレルワールドではジョン・レノンとジョージ・ハリソンが健在でビートルズはいまだに活動していたのです。
彼はとなりの部屋にジェームズをつれていき棚を見せました。そこには沢山のカセットテープが並べてありました。
ジェームズが「自分の世界に持ち帰りたいからビートルズのテープをコピーしてくれないか」と尋ねました。ところが彼は表情曇らせ「それはできない」と言いました。
理由を聞くと「それはあなたの安全のためだ」とつぶやきました。
その後、たわいのない話をし時間が過ぎていきましたが、突然、来客を告げる玄関のベルが鳴ったため彼が部屋を出て行きました。
ジェームスは、良心の呵責にさいなまれながらも好奇心が抑えられなくなり、彼のいない隙に棚にあったテープのひとつをポケットに突っ込みました。
しばらくして部屋に戻って来た彼にジェームズは「助けてくれてありがとう」と謝意を伝え、自分の世界に戻りたい事を伝えました。
マシンが作動し時空が歪み始めた瞬間、ジェームズは「やはりここは本当のパラレルワールドだったんだ」とつぶやきました。
パラレルワールドから戻ったジェームスは道路わきに停めてあった自分の車に乗り込み、自宅に向かいました。
と、ここまででこの話は終わりですが、実は
そのテープは実在します。
それでは次回をお楽しみに。😄
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