アレン・ボクシッチ

アレン・ボクシッチ(Alen Boksic)はクロアチア代表の純血のストライカーで、1993-1994シーズンの途中にマルセイユから鳴り物入りでラツィオにやってきました(八百長事件の影響だったかな)。
当時私の大好きなシニョーリとカシラーギというイタリア代表FW2人を擁していたので、彼らの控えかと思っていたら、なんの、ガリガリ、ゴリゴリの重戦車ドリブルと右の大砲を持っており、4-3-3のプレッシングサッカーが完璧と言い切るゼーマン監督にとっての欠けていた一齣であることがすぐに理解できました。
ゼーマンについてはいずれ書きたいのですが、トレスボランチに運動量のある強い選手とセンターフォワードに大砲を置くことが彼の戦術に必須であり、ボクシッチはその最も重要な位置に抜擢されたのです。
ま、抜擢といっても、前年にマルセイユで大活躍してバロンドール獲得まであと少しだったので、高い能力は持っていたとは思うのですが、シニョーリ大好きの私には控えとしてしか見ていませんでした。
彼は永くラツィオを支えてくれることになるのですが、とにかくゴールしか見ていない選手で、強引な突破からシュートを打って終わる選手でした。もう少し、遊びというか空白の時間を作った方が緩急がついて良いとも思ったのですが、90分間ずっと全力プレーする姿はファンにはたまらないものでした。
その全力プレーの影響と大型選手特有の怪我でトップコンディションは多くなかったのですが、そのプレーからはいつも勇気をもらったような気がします。私が長くラツィオファンを続けられたのは彼の在籍に寄るところも大きかったと思います。
彼がヘビースモーカーだと知ったときは軽くショックでした。
デカモリシにボクシッチの夢を見るのは期待しすぎでしょうか・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/アレン・ボクシッチ
