トーマス・ドル | 野菜嫌いの家庭菜園

トーマス・ドル

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トーマス・ドル(Thomas Doll)という選手をご存じでしょうか。90年代前半にラツィオに在籍した選手で、いぶし銀の輝きを持っていました。とにかく彼がいると試合が安定し、大敗はありません。

派手なプレーはないのですが、よく見ると運動量が半端無く、時折一瞬のスピードで相手を抜き去りミドルシュートやラストパスを繰り出す頭の良い選手でもありました。ロングフィードをダイレクトボレーシュートする(しかも強烈)ところに基本技術の高さを見て取れたのですが、いつの間にかラツィオから去ってました。


彼のことを忘れかけていた1996年頃、当時私が在籍していた研究室にドイツ人留学生がやってきました。彼女の恋人の名前がトーマス、その彼がサッカーファンだということでドル選手のことを思い出し、留学生に今どうしているのか聞いてもらいました。

彼はラツィオを去ったあとドイツに戻り、フランクフルト(当時2部)で現役生活を続けているとのことでした。彼から『なかなかいい選手を知っているじゃないか。お前本物のサッカー通だな』という褒め言葉をいただき(単なるラツィオファンなだけだけど)、ドル選手のトレーディングカードを送ってもらいました。

ちなみにドイツ人留学生はしばらくして彼と別れることになるのですが、僕とはしばらく交流を続けました。お互いメチャメチャな英語でのメール交換は今でも大切な思い出です。

すっかりドル選手のことは思い出となっていたのですが、一昨年、高原選手が在籍していたハンブルガーSVの新監督として登場し、また彼のことを思い出しました。新鋭の若手監督としてがんばっているようで、プレイさながらの実直さで選手の信頼を得ることに長けているようです。彼の第2のサッカー人生に幸あれ!


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