もう何度も登場している沼津にある本丸亭さんだ。
厚木に有る同名の有名店とは関係は無いそうです。
今回は何と名古屋出張の途中である、東名高速足柄PAよりETCで降りてすぐなので寄ってしまったのだ。
だって近辺のSA、PAの飯食べるならこちへ行きますよ、それだけ魅力ありますからね。
前回は夏のメニューから梅紫蘇+ぬまづ出汁ラーメンを食べてその美味しさに店主の発想の柔軟さとしっかりと舌を感じた。
その時こちらはとろろそばという事でそれ程インパクトを感じることが出来なかったのですが、夏季限定もそろそろ終わるかなと食べてみることにした。
配膳された物は。
正に思ったようなとろろたっぷりな和風の丼に醤油が付いてきた、益々とろろそばだ。
だがこれが単なるとろろそばの焼き直しでは無い事は一口で判った。
そしてこれにはお茶碗一杯の白米も付いてきます、それで980円です。
私はご遠慮いたしましたがこれは後に白米の理由が分かります。
とろろは麺にしっかりと絡まって来る。
このとろろ汁がねちゃんとラーメンの汁になっているのよ。
多分こちらの基本スープを一度冷して脂を取り除いた物でおろしたとろろ芋を伸ばしたものじゃないかなぁ。
ここのラーメンは沼津産の節を使った個性的な物なのでこちらもそれを前面に出したものかと思ったのだが、予想を覆した展開には思わずやるなー店主って思っちゃいましたよー。
覆うとろろを避けてみると。
ゴロチャーにネギがたっぷり入ってる。
このネギは地元の根方ネギで店主の実家の畑で作っているのだそうだ。
大豊作だったようで少し持っていきますかといわれたのですが、流石にこれから名古屋へ出張ですからね。
でも来週に静岡と神戸の出張があるのでその帰りに寄りますとお伝えしました。
この根方ネギを使ったラーメンは以前食べていて癖の押さえられた旨味たっぷりなネギだった。
沼津の本丸亭で根方ネギラーメンを食べてみたらやはりの絶品でした。 | redtylerのブログ
これら具材を絡めて食べていくのもいいです。
根方ネギのしゃくりとした食感もいいしムチっとしたよく冷水で〆られた(氷水でしっかり〆ています)麺とのハーモニーは食べていてとっても美味しいし楽しい。
途中で醤油を少しだけ垂らしてみた。
食べていても分かっていたのですがこれはいらないですね。
だがこれもこの後麺を完食した後にその理由が分かります。
それはですね、このとろろ汁が麺を食べた後も結構残るんですよ。
そう、そこで白米の登場なんですね。
そしてこの白米の登場に欠かせないのが件の醤油なんですねー。
私は先にお断りしていたので(爺はそんなに食べられないので)すがこれは想像が付きました。
いやぁ本当にこの店主さんは良い感覚もっていますね、パッと発想しちゃうのか何度も試食して作り上げるのかは判りませんが私は前者の方だと思う。
お店の方も順調なようでこういう遊び心ある限定メニューも出せるんですね。
この日も昼を過ぎた時間だったのに後客は絶えませんでした、車でしか来れない立地で駐車場も5台と地方の店舗としてはそれほど多くないし隻数も15席ほどとこれまたそれ程では無いのだが。
全席埋まるようなことは無いがコンスタントにお客さんは来ます、しっかりと地元に認知されているという事ですね。
さて、夏の限定はあともう一つサラダラーメンなんてのも有るのですよ。
これはどういうドレッシングを使っているかという事でしょうかね。
でもですねー、やっぱりこちらの中華そば、宗田や鯖や鰯や鰹の節をタップリと使った海産物加工場の多い沼津ならではのラーメンを味わいたいですねー。
この冷製とろろラーメンも美味しかったですよー、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。