はい、今の所嵌っている楊州商人です。

今回は嵌る原因となったスーラータンメンの上位バージョンであるプレミアムスーラータンメンを食べてみることにした。

 

 

駐車場は10台あるのですが何時も停められるかと心配しながら、昼時は外してこれですから繁盛しているます。

だが店内入ると1/3程の入りでキャパは相当ありますのでゆったり食せます。

これが埋まるのかなあと何時も心配になるのですが、この店何と営業時間が11時から翌朝4時半までなんですよね。

夜は周辺の方で飲みが中心になるか、あるいは飲みの締めに来る方が多いか、近くに松戸南部市場が有るのでその関係の方が早朝来るのかもですね。

 

プレミアムスーラータンメンの登場です。

 

 

通常のスーラータンメンが塩ベースなのにこちらは醤油の色をしていますね。

それは理由が有りまして。

使っている酢が高級黒酢なのだという、その色も反映しているという事のようです。

ではそのスープからいってみましょう。

 

 

中華の基本丸鳥ベースだが、その内訳はうま調(山岸氏にあやかって化調はこう呼ぶようにした)ですね、創味〇〇とかウエ〇バーとか系の物、これが上手に使われています。

醤油っぽさも強くない、肝心の酸味はどうかというと。

これが少しだけまろやかになってます、黒酢に有る独特な発酵臭も控えめですね。

酸味はスーラータンメンの方と比べての事なので十分酸っぱいのですが、やはりあの突き抜け感はないか。

辛さの方も然りで少し物足りなく感じました。

 

 

麺は4種から選べて大正時代の創業当初からという柳麺にしています、お気に入りなんですよこれ。

細麺で加水は少なめですが博多のようなものではなくボソついた感じはしない。

これが餡と合わさったとろみのあるスープをタップリと纏って来ますのでスルスルと箸が止まりません。

小麦感もしっかり有って好きですねーこの麺は。

プレミアムの所為は黒酢でマイルドになったスープだけでなく具材もです。

 

 

スライスして味付けされた牛肉が6枚も入ってます。

ただこの牛肉はそれ程の物では無いのがすぐわかる。

 

 

牛食べている感が無いのだ、何の肉?って感じです。

味付けだって強いものではなくもっと牛食べてるぞって感じが有ってもいいと思う。

牛丼等と比べても牛感は物足りないですかね。

ただ量はちゃんと有ってそういう意味で食べ応えは有りますよ。

他には溶き卵に白髪ネギが入っている、これがまた難物でしてね。

 

 

白髪ネギが麺に絡んで来るのは良いのですが、熱が通って水分が抜けたネギは繊維質だけ残ってる。

繊維に沿って細切りになっているので咀嚼しても噛み切れない程。

更に歯にも挟まっちゃったりしてで大変食べ難くなっています。

これネギラーメンにも使われているのですがそちらは餡が無いのでここまで絡んでは来ないようです。

これは要改良だと思うのですがどうでしょうか、勿論私の私見ですが。

 

という事でスープのベースは美味しい物の私には酸っぱ辛いのが足りない。

卓上にはしっかりと用意されていますよー。

 

 

鎮江香酢です、有名な発酵黒酢ですよ。

独特の発酵臭で好き嫌いはありますが、私は大好きです。

 

 

なのでしっかり入れます、勿論発酵味は強いですから素を崩さぬ程度にですね。

卓上には醸造酢も有りますから足りなければそれで調整と思いましたが結構良い感じになりました。

鎮江香酢やっぱり好きだなぁ。

辛さは勿論これですよ。

 

 

具入りラー油が旨いのは前回経験済みですからね。

そう私はまだ楊州商人ビギナーなんですよ。

唐辛子にニンニク風味と豆鼓醤のコクとで辛さだけでなく香ばしい旨みも追加されます。

 

 

これも元味を壊さぬようにですね、辛さだけを足したければ浮いている油の部分を使えばOKですよ。

 

 

成程プレミアムの方は牛肉と高級黒酢で差をつけて来たようです。

スープもこの黒酢が利いているかノーマルのスーラータンメンよりも角を落として食べやすい方向へと。

これはどちらが旨いとかどうとかではなくお好きな方をどうぞといった所でしょう。

私は断然ノーマルのスーラータンメンの方ですね。

 

さて、次は何にしましょうかねぇ、今回の一つのワードは黒酢でしたからね。

その流れで鎮江香酢を使った黒酢ラーメンは悪くないかと、黒酢炒飯なんてのもあるし。

更に気になる麻婆茄子麺とかトマ玉ラーメンとかカレータンタン麺とかもありますよー。

ゆっくりと楽しんで行きましょうかね。