先日来悩んでいる仕事の工程や完成品の画像を記録する機材だ。

更には合間に個人的にも使っちゃおうなんて目論んでいるカメラについてだ。

記録には私以外も使うし納品や設置現場にも持っていくので奇麗である必要もないし最新機種でも無くていい、なので中古で物色する。

始めは此方を考えていた訳だが。

 

 

SONY α9は現在でも十分以上のスペックを持ったカメラだ、これは疑う余地もない。

合わせようとしたレンズは24-70と記録用にも個人使用にも十分、しかもZEISS設計である。

この組み合わせでも美品中古が22~24万位です、でも大柄で気軽に記録には使えないかな。

そこで同SONYからコンパクトになったαを次候補にしたのだが。

 

 

一代前のこちらならこの仕様で中古美品は20万をずっと切ってきます。

だがこちらも前記事にあるようにどうにも納得するような造りじゃなかったんですね。

スペックは十分なのですが、、。

 

もうフルサイズに拘らなくてもとα6700とかも検討範囲にすると、そう今まのカメラなら経験から画像素子サイズはそれほど拘らなくても良いのかなと。

なんて考えていると以前使ってて大変重宝していたこいつが再浮上します。

 

 

TYP114だ、これは本当に使い勝手が良かった。

元はパナのFZ1000なのだが出て来る画像は違った、ライカらしいというかほんの少しだけ渋めの色味で趣向に合っていました。

この頃使っていたTYP107で撮った画像と並べて見ても違和感が全く無いんですね。

 

 

35㎜換算で25~400㎜と1インチという小型の撮像素子を生かしたとんでもない焦点距離範囲をカバーします。

現在はマイチェンしててV-LUX5となってる、やはりパナのFZ1000ⅡのOEMである。

 

 

ボディはあまり変わっていない、軍幹部がシャープになったのとファンクションボタンが変っているくらいの変更ですが。

中身はかなり進化していて特に動体撮影に強くなっているようだ。

そう、前作はこれが弱かったんですねー、撮像のファインダーへの反映がちょっと遅くて。

三沢で飛行機の撮影していたらF16の離陸を追えなかったんですよ。

戦闘機ですから旅客機等よりもずっと速いし300~400㎜とかなりの望遠では有ったのですが、うまく追えなかったのはなんとも歯がゆい物でした。

V-LUX5になってこの辺りが大分改善されているという、手振れ補正も同様強力になっているという。

 

ストロボも内蔵しているしモニターもタッチパネルになって、設定だけでなくピントもタッチでコントロール出来るようになった。

これなら現在15万以下で状態良いものが入手出来そうです。

 

なんだか堂々巡りになっちゃっていますが、何にでも使うという事はこういうオールインワンなものが適正なんですよね。

記録から作画から記念撮影までOKですものね。

そう思うと現在は工房の記録及び合間の道楽にはVLUX-5が一番気になるという事です。

気に入った機材で楽しく撮れるのが一番なんですよね。