スーパーで見つけて即買いでした、これはうまいに決まってるやつですが果たしてどんな味なのだろうかと。

 

 

横浜中華街の四川料理の重鎮である重慶飯店は大好きで若い頃から行ってる。

バイク飛ばして30分、当時はまだ湾岸は無かったですが羽田線をまっしぐらだ。

今では流石に車だが、空いていれば湾岸使えばそん色ない時間で到着することが出来る。

麻婆豆腐は必須ですね、これが乗った麻婆豆腐ラーメンもありますし担々麺も美味い。

これが流石に四川料理の名店で、ラーメン屋の作るそれらとは一線を画する味なんですね。

それは香辛料の扱い方、単に五香紛ぶち込んだようなものでは無くて複雑に調合された中華香辛料が独特な旨みになっています。

さて、この袋麺はどうでしょうかね、高級志向の中華三昧という事で期待も膨らみますよー。

 

 

用意した具材はストックの冷凍ホウレンソウと豚ロース小間肉です。

早速調理していきましょう。

 

 

出来上がりはまあ有り合わせですからこんなものでしょうね、何時ものようにカット野菜のストックが有ればとは思いましたが、これで良しとしましょう。

ではスープから頂いてみます。

 

 

いやこれは驚いた、初めに直下型のストレートな辛さが結構来ましたよー。

市販のインスタント袋麺ではかなり辛い部類だ、チャルメラの宮崎辛麺よりも辛さは上です。

そしてやはりの中華香辛料、単に何かが突出してる訳ではないのですが複雑で好きな方には嵌る味だ。

ベースは中華の基本丸鳥なのですが表記に有るようにヘッド(牛脂)が仄かに利いていて奥深い旨みを持ってる。

パッケージには野菜を煮込んでと書いてあるので何時ものストック野菜が無かったのが惜しいですね。

勿論こういうの大好きな私は嵌りましたよ、一般向けに振ってる味付けの物が多いなか一つ飛び抜けている。

 

 

麺はノンフライの平打ち縮れ麺で加水多めのチュルチュル麺です。

この油揚げ麺を脱却してフリーズドライのノンフライ麺を導入したインスタントこそ中華三昧だったのですね。

小麦感すら残したその麺は流石です、スルスルと箸がどんどん進みます。

 

もう十分な味付けですが、どうしてもこれを試してみたかった。

 

 

はいー、何時ものお気に入り、これを入れるだけで一気に四川風になるS&Bのラー油です。

花椒の粒が入ったこれでダメ押しをしますよ。

 

 

やはりこれを入れると更に私の趣向にアップしますね。

既に十分な辛さも増すし何より元々複雑な香辛料に追い打ちをかける花椒の風味が足されて美味しいのなんのって。

 

 

いやこれは驚くほどの逸品でしたね、重慶飯店を知らない本格四川料理の香辛料の扱いを知らない方がもし食べてしまったらかなり驚くと思うし。

もしかしたら食べられないかもしれないくらいのレベルの物となっています。

その反面好きな方にはたまらないというか、確実に嵌るレベルのクオリティを持っていると思う。

なので四川料理がお好きな方には大絶賛で推しますが、辛さや中華香辛料に耐性の無い方には全くお勧めできないという。

誠にこれは明星の大英断だと思います、よくぞこの味で出して来たという。

私的には大変美味しく頂きました、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。