こちらは以前魚屋さんで、その隣で定食屋もやっていて連日繁盛していたのですが。
代を継ぐ方がいなかったようで魚屋の方を改装して焼魚と刺身だけの定食屋になった。
隣で定食を提供していた場所は元々自宅を改造したものだったので、こちらは自宅に戻ったという事ですね。
その日の仕入れによりメニューは店前に手書きで張られている。
この中から店内で口頭注文します。
一番上に黒むつ煮付・さしみ定食が有ります、1800円と良いお値段ですが。
値段の下に赤文字で290円と書いてあるのはさしみを付けない場合は290円引きという事です。
鯖の干物焼が食べたかったのでトロさば焼定食1030円を店に入って席に着く前に注文と清算します。
この時現金で決済すると30円引きの1000円になります。
魚によりますが焼くには10分ほどかかります、魚焼いた事ある方なら当たり前の時間ですよね。
ランチ時に他店では事前にある程度焼いておいて、オーダー時に温める程度に焼いて出す店なら5分とかからないですし、焼置きした物をレンチンして出す店ならもっと早い。
そういう仕掛けを知らない方はずいぶん待たせるなぁなんて思ってしまうのでしょうね。
えっと、これ撮り方が悪くてサバが小さく写ってますが。
真上から撮らないとこの距離だと広角側で撮りますから席に着いた位置からだと鯖が奥になりますので手前の茶碗が大きく後ろの鯖は小さく写ってしまうのですね。
なので鯖だけを、これも何か比較で切る物を添えて撮らないとですよね、ブロガーなクセに何やってるのでしょうかなのですが。
正直定食屋のカウンターで、席を立って真上からスマホで撮るなんてことなかなか出来ないですよねぇ。
味は脂が乗ってて美味しかったですよー、ただどこ産かは記していなかったが模様から国産だろう。
国産の鯖は今や高級魚になってしまっています、海水温暖化でプランクトンの分布に変化が起き数が減っているうえに小型の個体が多いという。
なので以前は2年生で産卵出来たのに今は4年生にならないと出来ないのだという。
缶詰などの加工工場も停止するような事態になっていますね。
サバ好きとしては大変な危機だと思います。
こちら店横で販売もしてる、今回食べたサバの文化干しは780円でした。
かなり良い値段に見えますが事情を知ればどれも納得の値段なんですね。
今度買ってみようかな。
美味しかったですよ、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。
追記
帰りにお店のはす向かいに有る墨田区役所へ所用で。
入ると吹き抜けの壁面にこんな作品が飾られていた。
近くに寄らないとよくわからないのですが、これ沢山の折り鶴によってつくられているアート作品なんですね。
このスペースは以前矢吹ジョーの大きな壁画が有った場所です。
作者のちばてつやさんは満州引き上げ後墨田区向島に住んでいたのですね。
この用事が有ったのでベスパは区役所に停めていた、帰りはこちらの脇を通ってから帰った。
ここは昔東武鉄道本社と秩父セメントの工場が有った場所だ。
その当時東京東部の大方の建物はここで作られたコンクリートで建てられていたんですね。
この手前の浅草通りには都電とトロリーバスが走っていました。
目を閉じると当時の光景が目に浮かびます、私も年を取ったもんですね。