京都の濃厚鶏白湯といえばそれは天下一品だろう、全国へ知れ渡る一大チェーンだ。
創業者はやはり屋台からの出発で、地回りのやくざに屋台を壊されたり暴行を受けたりと大変苦労して現在の地位を確保している伝説の方ですね。
こちら麺や極鶏さんも並びの出る名店だ、天一のお膝元で人気店になるというこちらも新進気鋭なラーメン屋さんだ。
店主今江氏がキリリとした表情で監修していますよー。
では内容を見てみましょう。
3パックですが全てスープです、かやくの類はない。
このスープに拘った至高の一杯シリーズはこういう仕様のようです。
粉末スープは2種類。
どちらかが鶏白湯でもう一つは魚介かなんて思っていましたがどちらも鶏でした。
ただ微妙に味は違っていてオレンジの袋の方が化調をより感じて、紫の袋の方が鶏感は強いようです。
そして液体スープは。
鶏油が主体かと思ったのですが何と醤油が主の物でした。
勿論鶏油は入っていますがそれよりも角の取られた醤油の風味が利いてます。
完成はこちらです。
麺とスープだけ、潔い出来上がりです。
最近この形態をとるカップ麺が良く出てますね。
コストダウンというよりも同じコストならよりスープに力を入れたものの方が請求性が有るからでしょうか。
そのスープは。
当たり前ですが濃厚鶏です、いわいる天一ですね。
私は極鶏のお店では食べたことが無いので判断は出来ないですが一般的な濃厚鶏白湯というスープです。
これは既存の鶏フレーバーを何種類もミックスして作られている訳だからどう個性を持たせようとしても似た感じになってしまうのは仕方ない所でしょうか。
麺もこれといった個性は無く、ノンフライ麺としては良くある感じの物でした。
という事でやはりというかカップ麺ではこうなるのかという感じで個性を感じることが難しかったでしょうか。
そしてこの手の濃厚物でいつも言っている人工的なトロミですね。
これがどうにも気になります、しかも食べて行くうちにトロミがどんどん増して来るんですね。
良くかき混ぜても底に沈殿してしまうというのもあるだろうが、兎に角後半はドロドロになってしまう。
2種類の粉末鶏白湯スープに醤油ベースの液体スープと、その工夫は十分感じた。
ただやはり以前より出ている天下一品のカップと比べると思う程の違いは無いでしょうか。
あくまで私感ですがこれが私の印象でした。
濃厚鶏が大好きな方にはお勧めできますよ、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、、。