飯田商店食べて来たといっても本店では有りません、予約だでいっぱいですからね。

ぽっと行って食べられる物じゃないのですが。

沼津に支店が有ります、しかもららぽーと沼津のフードコートの中に有るという。

その存在はずっと知っていたのですが中々寄れなかった。

というのは直ぐ近くに本丸亭というとっても美味しい節ラーメンの店を見つけてしまったからというのもある。

無化調らーめん本丸亭さん、節出汁らーめんは絶品です。 | redtylerのブログ

 

この日は午前10時半に到着予定、本丸亭さんはまだやってない、ならばと行ってみる事にした。

 

 

流石に平日のこの時間のフードコートはガラガラだ、飯田商店有りましたよー。

両隣りもラーメン屋なのだがここだけ並びのテープ仕切りが有って結構長い、やはり並びがかなり出るのだろう。

その隣のラーメン屋は。

 

 

麺や厨さんは地元沼津の人気店で鶏そばの専門店。

うっ鶏そばとかべっ鶏そばなど変わったネーミングのラーメンが好評で、満を持しての出店のよう。

もう一つはお馴染みの。

 

 

一風堂である、今でこそそこここに有るのだが博多とんこつラーメンを全国、いや世界へ広めた名店である。

新東名の新静岡SAにも有って、高速のSA内とは思えない程豚骨を炊きだしてプンプンさせていたのを思い出します。

フードコートでは流石にそれは出来無いし、現在はセントラルキッチンになっているはずですからこちらにそれは無いですね。

てか新静岡SA店が特殊なんだと思う、ただ現在も炊きだしているかは不明です、行ったのは新東名が出来てすぐの頃でしたからね。

話戻して湯河原 飯田商店ららぽーと沼津店です。

 

 

飯田氏が笑顔でお出迎え、彼が全国より厳選した素材を提供してくれる方達も飾られていました。

 

 

醤油は3種類も使われているんですね。

 

 

拘りを感じますねー。

そのメニューは。

 

 

定番の塩と醤油に各チャーシュー麺。

 

 

担々麺と同つけ麺に飯類と手作りシュウマイだ。

このシュウマイが気になったが腹7分を実績している身としては断念します。

次回塩も食べるの予定なのでその時に麺半分出来るか聞いてみましょう。

 

 

数量限定でにぼしらぁ麺もありました、フードコートで限定って益々個人店ぽいです。

前置きがずいぶんと長くなりましたが本題へ行きましょう。

この日オーダーしたのは勿論看板メニューの醤油らぁ麺です、しかもチャーシュー麺にした。

先客なしですから3分程で呼び出されました。

醤油チャーシュー麺です。

 

 

いゃあこれが飯田商店のラーメンかと思うと感慨ひとしおだ、ただしフードコートなのでそのクオリティはどうなのかは気になりますね。

ただ値段は本店と比べ600円ほど安くなっています、味自体も飯田商店の味を踏襲しつつ沼津店ならではの物になっているという。

 

 

具材は本店が青ネギに海苔が乗って来るのだがこちらは三つ葉が乗ってます。

チャーシューは2種類でチャーシュー麺はそれらが2枚づづになっいます。

では早速スープから行ってみましょう。

 

 

いゃあこれびっくりですよ、もうフードコートのレベルじゃない。

下手な個人店を凌駕しています、いや上手な個人店もです、これ凄いです。

豚鶏の主張がかなりある、透明度のあるスープなのですが豚をしっかりと感じる。

豚骨じゃないです豚肉なんですね、勿論鶏もガラじゃなく丸鳥を感じる。

浮かぶ玉になった脂もそうで上質で旨味がたっぷりなラードと鶏油ですよー。

醤油も火入れされた角の無い物なのですが香ばしさがしっかり残ってる、生醤油もブレンドしているのかなぁ。

3種類も使ってるので複雑なブレンドなのでしょうがそれを感じさせないダイレクトな美味しさです。

旨いうまいとレンゲが進む、とってもおいしー。

 

 

麺もこれ独特な物、かなりの多加水でモチモチ麺。

持ち上げると重みを感じる、それくらい濃密で高加水です。

なのでラーメンというよりも細い腰のあるうどんという感じか、勿論かんすいは入るので歯切れは良いし小麦の香りもこれだけ加水多いのに損なわれていません。

これぞ飯田商店クオリティなのでしょうね、こちらも箸は止まりません。

 

 

2種類有るチャーシューはひとつはウデ肉のようで燻蒸香が有る物。

本店には炭火焼きしたものが有るがそれをアレンジしたものなのだろうか。

しっかりとした食感ですがジューシー、香ばしくて美味しいです。

 

 

もう一つは低温調理のロースチャーシュー、撮影に手間取って色が変っちゃっています。

速く引き上げて丼縁へ移しておけばよかったと反省。

本店では九州の霧島高原純粋黒豚かTOKIO Xという銘柄豚なのですがこちにはコスト的に無理かなぁ。

だが出来は本店の物とそん色なくて、事実とっても美味しいロースチャーシューでした。

これも2枚でしっかりと堪能できました。

 

 

メンマはシャキシャキとした食感でこれまた面白い。

ここまでシャキッとしていると繊維が歯に挟まったりするのだかこちらそれは無い。

その具合が絶妙でこれも飯田氏のセレクトなのでしょうね。

 

 

いゃぁ驚きながら堪能いたしました、フードコートのレベルじゃないです。

スープも麺も飯田商店クオリティだし具材にも抜かりは一切ありませんです。

これでノーマル1200円と、このチャーシュー麺はたった300円増しの1500円なんですよ、これも驚きですねー。

 

という事で飯田商店湯河原本店の支店、湯河原 飯田商店沼津ららぽーと店は本店のクオリティを守りつつフードコートでの展開という新境地に挑戦して見事に開花していると思う。

飯田氏が自信たっぷりに生産者の額を並べて、彼らに敬意と感謝をしているのを実感しました。

そして生み出されたこちらのラーメンは、飯田氏の思いが敷居の高くなってしまった本店をより身近に地元の方達に味わって欲しいという思いから実現しているのだと強く実感しました。

とっても美味しかったです、これは近くの本丸亭とこちらと毎回迷いそうですよ。

まぁ自分の中では本丸亭さんはマストなので、次回塩を食べてみてから考えましょうかね。

ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。