静岡市の出張帰り、何処かへ一泊して行こうと。

伊豆半島は若いころからバイクや車で走り回っていた、だがここ20年は行っていないんですね。

ならば伊豆半島をぐるりと一周しましょう、海岸線はうねうねと見た目以上に時間かかるのは経験してますから先端の下田のビジホを取りました。

沼津の町中から海沿いに伊豆へ入ります、静浦、淡島、内浦と富士山を横目に見ながら天気よく快調に進みます。

内浦は知る人ぞ知る内浦みかんの産地、年を超えてから出て来るみかんは美味しいんです。

大瀬崎からは標高も上がって絶景ですよー。

昔反対周りでバイクで沼津へ向かっていたとき、予定よりも遅れ戸田の辺りで真っ暗になってしまい。

その時乗っていたバイクがスズキのハスラー250で、当時のトレ~ルバイクの電装はとても貧弱だった。

アイドリングのパンパンという回転に合わせてライトもちらちらと光るといった具合。

回転上げても提灯のようで、真っ暗な峠道は路面が良く見えず本当に怖かったのを思い出す。

50年前の記憶がよみがえりますよー。

 

そんな事思いながら西伊豆の玄関口戸田港へ到着です。

少し早いですがランチにしましょう、港入り口の信号で止まったらお店の前。

ゆうなぎさんというお店へ入ることにした。

 

この辺りの名物といえばタカアシガニだろう、世界最大種のカニです。

こちらにも水槽に沢山いました。

 

 

これでも足を広げれば80センチくらいになるという、そう足がやたらと長いんですね。

なのでそれ程食べ応えが有る訳では無く、ミソはドロドロで脚肉もスカスカで水っぽく、食べて美味しいカニじゃないとの私見です。

しかも値段がこれじゃね。

 

 

1人前というのは足1本だそうで、今水槽にいるやつは20.000円だそうですよ。

経験として食べるには良いかもですがね、私は昔食べて上記の感想ですからこれからも食べることは無いかな。

 

シンプルに刺身定食にしました。

 

 

全て地魚を使った刺身の盛り合わせはこれ正解ですね。

その刺身の内容は。

 

 

海老はね、これも地物なんですよ。

こちらでは本海老と呼ばれていて正式名はヒゲナガエビといいます。

戸田港にはこの漁をする船が8隻もあって名産なんですね。

 

刺身はニザダイ、カイワレ、タカノハダイなどの磯物にメジマグロ(マグロの幼魚)、右下の白身はウツボです。

このウツボが弾力が有って、噛むにつれ旨みが滲みでて来て一番おいしかったですね。

これでお値段1.600円はかなりお得だ、地元ならではですね。

 

磯の風味をタップリと頂きました。

昨今の観光客向けの食事施設のように輸入物の海老やサーモン、北海のホタテやイクラが乗った見た目豪華な海鮮物が多い、だがこれらは何処でも食べられる物。

こちらのように地元の港であがった物を使った料理がいいですよね。

深海丼なんて天丼も有りましたよ。

水深が2.500メートルもある駿河湾は深海魚でも有名ですよね。

この丼はこれから揚げる物を店主さんが持ってきて説明してくれます、こういうのも楽しくていいですよね。

という事で大当たりのお昼ご飯でした。

 

この後海沿いに土肥にはいかず、一旦内陸に入り西伊豆スカイラインを通って再び松崎で海岸線へ出ます。

西伊豆スカイラインはこれバイク持ってくればよかったと思う絶景の天空の道でしたね。

こういう現在の道路事情の調査も兼ねての伊豆行きですよー。

 

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。