赤津加さんは創業昭和29年というもう老舗の料理屋さんです。
その場所は秋葉原電街の真っただ中、現在はポップカルチャー発信の中心地で。
周りにはメイドカフェやアニメショップが並んでいるという立地。
私は近くのラジオデパートや千石電商でパーツなど買い物するので良く通る場所だ。
ですがこの出で立ちは落ち着いていて周りに溶け込んでいる。
通りにはインバウンドやアニメヲタクたちが闊歩しているのだが、この店にはそれらの方達は入ってこない。
入り口が路地を入った所なのとこんな感じだから一見さんは先ず入ってこないんですね。
ランチ時は地元企業のリーマンさんや各店舗で働いている方達が殆ど。
多分先輩に連れられて来てそれが代々伝わっているんじゃないかなぁ。
内部も創業当時のまんま。
入り口入るとコの字のカウンターがあります。
この画像だけはHPよりお借りしました。
そしてテーブル席を見てください、左は4人掛けです、右は6人掛けなのですが凄い小さいの。
この画像は以前に行った時、左側のテーブル席に着いた時です。
当時の標準的なサイズはこんなに小さかった、今から見れば体格は小柄だったんですね。
店舗は6年ほど前に改装しています、それは2階部分と1階の厨房とトイレです。
1階はそれ以外は敢えて手を付けなかったようです、なので当時そのままの雰囲気の中食事が出来ます。
これは大正解ですよね、ただ当時の4人掛けテーブルはどう見ても2人用です。
右の立派なテーブルは6人席、まあ詰めれば座れないことは無いですがやはり今となっては4人が良い所でしょう。
こちらの昼定食はマグロ丼とか唐揚げ定食とかもありますが、何といっても魚だ。
焼き魚定食と煮魚定食とが有ってこれがメインです、それぞれ1000円と値段もお得です。
この日の焼き魚はホッケ、煮魚はヤリイカでした、焼き魚をオーダーします。
ホッケに奴とつくね煮の小鉢にお新香です。
メインのホッケは。
ホッケはかなり小ぶりのもので多分外国産。
でも小柄なのが幸いしてか脂の乗りが適度であっさりと美味い。
ジュウジュウと脂の乗った大柄なホッケもとっても美味しいですが、この位のも悪くないなあと思いましたよ。
みそ汁の具がモヤシなのがちと寂しいですが、つくね煮は上手な味付けで飯は炊き立て熱々でした。
これで1000円は立地を考えると驚きの価格ですよね。
しかもインバウンドの日本のマナーを弁えない方達もいないと。
調べると2年振りでの訪問でした、内容も変わっていないのは有難いですね。
やっぱり夜に飲みに来たいですね、コの字カウンターの中心には燗付け器が鎮座してます。
この雰囲気の中しみじみと味わいたいものです、今年は是非とも実現しましょう。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。