オープンは2022年6月とコロナ過真っ盛りでの事でした、ただ本郷の名店ねむ瑠出身との事でオープン時より注目はされていたのですが。

当初かなり厳しいのは明白でしたが現在はしっかりと地位を確立して人気店になっていますよ。

 

 

錦糸町のオリナスの裏、立地的には蔵前通り沿いではあるがけっして良いとは言えない場所。

それはこのマンション下の店舗スペースには東京極東唯一の天下一品始めラーメンを出す店が20メートル程に4店舗もひしめき合ってる。

だがこちらは土日休には行列を作る人気店です。

最後に食べたのは昨年の8月だ、半年ぶりの訪問は驚くことになりました。

その時食べたのは烏賊背脂煮干し中華そばだったのですが、現在そのメニューは券売機には無い。

変わりにエースポジションに有ったのはイカ煮干しラーメン、なのでこちらをポチリました。

出てきた物はーーー。

 

 

いゃあ驚きました、今までとは全然違うビジュアルです。

何よりスープがより黒っぽくてトロミが、いやこれはドロニボですねー。

ではそのスープから行ってみましょう。

 

 

これまでのこちらのスープは修行先である本郷にあるねむ瑠さんをより昇華したもの。

豚鶏ベースに烏賊の干物と煮干しによるサラリとしていながら旨みがたっぷりのスープでした。

だが今回の物は違う、イカも煮干しも濃度をかなり上げてドロイカニボになっています。

これはたまらない、ただでさえドロニボは大好きだ、こちらの物も手をかけた仕込みが判る丁寧なエグミの無いニボで。

そこへイカの干物の旨みが重層的に加わる。

これは参りましたねー、もうスープだけでたまらんですよー。

 

 

麺は茶色い色をした全紛タイプ、粒子を残す全粒とは違いますが小麦の美味しさを余すことなしのとっても美味しい麺です。

中央に有るのはイカの塩辛です。

 

 

そう丼の端に生姜と共にイカの塩辛が乗っています。

私イカの塩辛には目が有りませんのは過去記事でも掲載通り。

特に白飯に乗せて白湯を掛ける塩辛茶漬けが大好きなんですよ、こちらの塩辛も熱々スープに浸せば柔らかい茶漬け状になってますよー。

ただ量的には少ないので味への影響は殆ど無いか、でもこんなシャレもいいですよね。

 

 

チャーシューは脂の少ない腿肉のようで、ピンク色していますが低温調理では無い。

熱々スープに浸っても色は変わらないから80度くらいで調理されたものだと思う。

ムチっとした食感で豚の旨みもたっぷり、これもおいしー。

 

 

いゃあ半年ぶりでしたがその進化には驚きました。

更に濃厚なドロニボになっているしイカもより増していてこの店の個性が満開になってる。

お店では女性客が多いのも気になりましたね、このドロイカニボをおいしーと言って嬉しそうに食べている方が多いんですよ。

そう、ラーメン屋のように男性中心になるお店で女性客が多いというのは間違いなく繁盛しますからね。

てか飲食では女性に受ければそれに男性が付いて来るって事なんですが。

だがこちらは性別関係なく誰が食べても美味しいお店だ、勿論イカの干物に煮干しと癖は有りますが私含めて好きな方にはたまらない物と思います。

錦糸町界隈へおいでならば、名店ぞろいの激戦区の中でも現在一番にお勧め出来るお店です。

 

とってもおいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。