カメラ機材整理をした、そのメインはハッセルブラッドだ。
後述しますがボディ1レンズ3他フィルムバックや接写リング等でかなりの金額になった。
という事で作画は元より仕事の記録にも使いたい汎用できるカメラを手に入れたいと。
始めに考えたのはLEICA SL2が買えるってこと、すわこれかとも思ったのだが。
今まで使っていたLEICA V-LUX114がオールマイティで良かった、だがこちらQ2の資金に107や113と共に手放しています。
なので第一に頭に浮かんだのは現行のV-LUX5なのだが、Q2でフルサイズを経験した身としては1インチCCDは魅力が無いし(実用には全く問題ないのですが)、他に経験したいことも有るじゃないですかぁ。
そこで浮かんだのがSONYのフルサイズミラーレス一眼なんですね、魅力的な機種ばかりだ。
α9は先ず思い立った、このフルサイズミラーレス一眼はそれまでのシャッター後バッファにデータを格納するというミラーレスのマイナスを解消しただけでなく、ミラーが無い事を生かしてブラックアウトせずにシームレスに秒間20コマの連射が可能という当時のミラーが有るデジイチを凌駕する機能を搭載し、瞬く間にプロの間にも広がった機種である。
発売時は50万位でしたが現在20万程度で入手できる、現在でもスペックは一級なのでこれはかなり良いのではと。
同時にレンズも検討した、もうこれに気持ちが惹き付けられた。
ZEISSの24-70 F4です。
解放F値を4と押さえて、重量426gという軽量小型化された標準ズームだ。
なによりZEISSに心惹かれる、こちらはコンタックスでもハッセルでも憧れのブランドです。
勿論監修しているだけだろうが、SONYは長くZEISSと連携しており、特にT*コーテイングは十分に手の内に有るようで、このズームも逆光にかなり強いのが特徴となっています。
レンズはこれで決まりかなと思ってるがボディが色々と決まらない。
私的にはもっと魅力的なカメラが有るんですねー、それが初代のα7です。
更に言うとこの高画素タイプとして出たα7Rなんですねー。
何とボディ重量は407gしかない、バッテリーとメモリーカード込みでも465gだ。
α9は673gと200g以上重いし、他のα7Ⅱ以降も大体同じ重さとなっています。
もう指でつまめる位の重さのデジイチという魅力的なスペックです。
ただその為にはボディ内手振れ機構がまだ搭載されていないんですね。
ここをどう思うかだ、先のZEISS24-70にはレンズ内ブレ補正が搭載されていますので日中メインの私の撮影範囲ではそれ程問題はないと思うのだが。
じつはサブカメラにミラーレス一眼を選んだ理由は実はそれらだけでは無いのですね。
マウントアダプターを使って手持ちのL39やLEICA-Rのレンズをデジタルで使ってみたかったというのもあるわけで。
そうなるとボディ内手振れ補正は魅力的ではある。
例えばL39、旧ライカスクリューマウントレンズとのマッチングを考えれば。
それはファインダーを小型軽量化したα7Cが最良では無いかという事になるか。
ホディ重量はバッテリー、メモリー込みでも507gである。
画素数はそのままにエンジンは当時最新のα7Ⅲと同じく、手振れ補正も当然進化した物を搭載したこのカメラはとても魅力的です。
更に同時に発売された専用のようなズームレンズも秀逸で。
重さはたったの167gしかない、撮影時には手動でにょきっと伸ばすが(左)収納時はとってもコンパクト(右)です。
この組み合わせだと総重量でも674gしかないと。
マウントアダプターで軽量なL39 レンズと組み合わせればQ2と一緒に使っても良いかなと思ったりする。
あーーーー、色々と考えてもしょうがないので現物を手にしてみようとここへ行ってきました。
新宿のマップカメラです、品ぞろえ多いこちらで色々と見てみようと。
その結果はですねー、、、、、どれも魅力的ではないと、。
手にしてこれはいいなぁー、っていう実感が全く沸かないんですね。
特にα9のボタンだらけの背面には嫌気がさすというか、α7Rの潔い背面の方が良いと思ったくらい。
7Cも思ったような質感というか、もつたのしみにはかけているかな
あ。
なのでどれも私を高揚させるものは無く、見て触って納得しただけで帰ってまいりました。
さて、サブカメラをどうするかですねー。
もう少し楽しく迷ってみましょうね。
追記
私が今回ハッセルを処分しようと思ったのはですね。
昨秋に長らくのブロ友さんであり写友さんであるmaboさんの二人展へ行った時なんですよ。
場所は文京区、坂が有る住宅地でモチーフが多いと思ったから久しぶりに50㎜付けて持って行ったのですね。
帰りに小石川植物園方面へ徘徊したのですが、、、、。
いゃぁもうこいつの時代じゃないなぁって、こんな重いのをぶら下げて高揚しているのは撮影始めのうちだけだというのを痛感した次第。
現役で撮っていきたい、機材はそれにそぐわないとですからね。
(ただ古いレンズの味のある描写に惹かれてしまうのは仕方ないかなと、、ね)。
楽しい悩みは膨らみますよー、、、。