琴平荘はもう説明いらない位の超有名店、検索すれば資料は幾らでも出てきます。

私もいつか機会が有ればとは思っているがなにせ遠すぎますよね。

元は旅館で営業は10月から5月までの半年間だけと更にハードルは高い。

なのでカップで食べられるというのはとても有り難いのだが、その再現性はどうなのだろうか。

 

 

パッケージには焼あごの旨味とあるので魚介の利いた醤油ラーメンという事なのだが。

いろいろと見ているとあご(トビウオ)だけでなく色々な地魚を使い閉業期は出汁用の焼干しを作っているとも有りますね。

内容は。

 

 

焼海苔含めた4パックです、かやくは凝ったものでは無く液体スープに特製油というのが気になりますね。

では熱湯5分の出来上がりは。

 

 

見た目はいたって普通の醤油ラーメンです、奇をてらった所は無い。

ではスープ行ってみましょう。

 

 

特製油は量は少な目、なので強い主張はないのです。

ラード系のようですがやはりこの量、それより魚介の香味を助長する感じでしょうか。

一口啜って納得の香ばしい焼干しの風味だ、これがあご出汁なのでしょう。

それは啜り終わったレンゲを見ると一目瞭然。

 

 

焼干しの粉末と思われる粒子がたっぷりと纏わっています。

これが豚鶏ベースのオーソドックスな醤油スープに加わるのですが強い主張はしてこないんですね。

あくまで醤油スープとのバランスを取っているというか、舌にしっかりと伝わるのですがしっかり醤油ラーメンになっている配合は流石です。

これが琴平荘なのかと思わず思ってしまう、その位の説得力があるスープだと思います。

 

 

麺は加水少な目の中細麺、お店の物は加水が高めの麺のようなのですが見た目の感じは似ていますね。

なので持っている麺から似たような物を使っているのでしょうか。

ノンフライなのでスープにも影響せずずるずる啜れる美味しい麺ですよ。

 

 

具材は価格からすると貧弱で、良くあるペラなチャーシューにメンマが数個にネギがパラパラ。

お店と同じ内容ですがこの量では評価しずらいです、それだけスープにコストがかかっているという事ですかね。

 

 

海苔もお店の物には欠かせないアイテムですが、わざわざ2枚にしなくとも他の具材。

メンマやネギを増量した方が見栄えも良くなるとは思うのですが。

 

 

という事で香ばしい焼あごが香る正統醤油ラーメンでした。

なのでこれは琴平荘のラーメンの雰囲気は味わえるものでは無いかと。

少なくとも味の方向性は判るものでは無いかと思いました。

となると俄然お店のラーメンを食べてみたくなりましたよー。

現在は店内の自動チケット機による番号制のようで、駐車場内での乗車待機が出来るという。

お店側のやさしい配慮が有りがたいですね、でもやっぱり遠すぎますね。

 

なので機会あればですが、もし有ったら絶対に逃さないですよー。

このカップも美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。