この日は快晴、そして風もなく穏やかだ。

なのでベスパでプチ遠征で千葉県へ、何て言って県境の江戸川超えた市川市なので20分程だ。

行く途中に荒川土手でパチリ、葛飾ハープ橋の見える何時もの場所です。

 

 

10~11月は例年だとこういった穏やかな日が続くのだが今年はやはりおかしいですね。

 

お店入るといつものように大将と女将さんのいらっしゃいませーと元気な声、こちらもベスパGTSのオーナーさんなので話は物上がります。

 

オーダーは何時もの塩玉子、麺は半分にしていただいています。

馴染みのお店では大体麺半分か少なめにしてもらっている、直ぐに太る体質なので炭水化物は控えめにしないとです。

塩玉子ラーメン麺半分が登場。

 

 

麺が半分でもしっかりと盛り上がってるでしょ、チャーシューの下には茹でモヤシがたっぷりです。

それにここ市川は大学が多く学生街でもある。

なので盛りが元から多いんですね、更にこちらは学生証の提示で大盛無料になってますよー。

 

では、私が虜になる独自なスープから頂きましょう。

 

 

トロミのある豚骨ベースのベジスープです、そのベジの由来は長ネギだ。

このトロミの元は長ネギなんですね、だがそのネギ自体は強い主張は強くはない。

グルタミン酸のうまみ成分が煮溶けて豚骨主体のイノシン酸との相乗効果でとっても美味しいんですよ。

醤油味も有るのですが、塩味だとそれが際立つんですね。

脂は一部乳化しているのだが実際浮いている油は殆ど無くてこの濃厚さでも比較的あっさりとしている。

ここが私を虜にする所以で唯一二無、いや姉妹店の行徳にある葫(にんにく)さんとで唯一三無なんですねー。

 

 

麺は浅草開花楼へ特注の太麺、濃厚スープにはこの位力強い麺ががっぷり合う。

小麦感もしっかりとあり食べ応えも有ります、さっと茹でたモヤシも絡んで箸は止まらない。

 

 

分厚いチャーシューも2枚です、これが柔らかくて箸で持ち上げると崩れちゃう位。

バラ肉ですが脂身も適度でおいしのなんのって。

 

そしてこちらでは何時もこうします。

 

 

ニンニククラッシャーです。

ニンニクはお願いすれば冷蔵庫から出してくれます、もちろん無料です。

これを3クラッシュするのが私のデフォだ。

生のニンニクはボトルニンニクと違って薫り高いがマイルドです。

おろしと違いこの絞り器を使うとあの刺激が大分和らいで濃厚スープに良いアクセントになる。

というか私は姉妹店である葫(にんにく)さんの店舗名のように、ニンニクをクラッシュしてこそこのスープは完成すると思っていますからね。

この姉妹店の葫というお店は元々こちらの大将と現葫店主さんと共同経営のような形で出発したという。

葫の営業が安定してから独立してこちらへ出店してきたと聞きました。

なので2店は基本似た味なのですがやはり微妙に違うようで。

浮気じゃないでが今一度葫さんへ行って食べてみようかと思ってます。

 

 

今年はくそ暑い夏が早く来て秋になるのも遅かったから半年ぶりでの来訪でした。

こんなに長く空けたこと無いんですがね、美味しいのもっと食べなきゃですよ。

とってもおいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。