ここの所改めて秋葉原のUDXビルに有るレストラン街のラーメンフードコートで食しています。

今まで何度も行っているのですがその内容は目まぐるしく変わっていて、かなりの人気店でも撤退しているのを目の当たりにしていますが。

コロナ過の中出展した景虎、満鶏軒、麺魚の三店は3年経った今も健在で営業を続けています(ひょっとしてコロナ過なので安いテナント料で契約したのか、でももう更新時期が来ていると思うのですがね)。

 

満鶏軒と景虎は先日食べていますので、ここは久しく食べていない麺魚を確認がてら食べてみることにしました。

何時もは白濁した鯛白湯の濃厚鯛らーめんですが、この日は基本に戻って鯛らーめん(塩)を頂く事に。

蛋白質補給にチャーシューをトッピングしました。

 

 

鯛らーめん(塩)チャーシュートッピです、黄色い物はおろし柚子です。

では、スープから行ってみましょう。

 

 

まず白身の焼魚の旨みがグッと来る、それも身からのものでは無く浮かぶ油が焼き魚の感じなのだ。

ちょっと魚臭さを感じるくらいで初めの一啜りのインパクトはなかなかです。

ただ浮いている油ですからスープを啜っていくとどんどんと無くなって行きます、そうなるとですねー。

今度は元から有る身や皮から出る旨みがより感じられるようになるんですよ、香ばしい焼魚の美味しさがたっぷりなスープです。

これが全て真鯛によるものかは不明です、なので白身魚と書いていますが真鯛と言われればその感じは有りますね。

 

 

麺はフスマ(小麦の糠)が入る全粒粉を含めたタイプ。

見た目通りに咀嚼していくと小麦感がしっかり感じられる。

細いのでサラリとしたスープですがちゃんと纏って来ます、美味しい麺ですよー。

 

 

チャーシューは低温調理の薄いスライスタイプ、程よい塩味で豚肉の旨みがジューシー。

価格の割に量が少ないのはこの立地ですからご愛敬ですね。

そして具材はこのチャーシューの下に本命が乗っていた。

 

 

ほぐし身である、現在養殖されている鯛類は真鯛だけなのでこちらはそのほぐし身なのだろうか(以前はスズメダイと呼ばれた淡水魚のティラピアが東海大にて養殖されていたことが有ります、現在こいつは特定外来種として本州で繁殖しちゃってますね)。

また国外産の物だと似たような味の(味付けの)ほぐし身であるかもしれませんね。

でもこいつを麺に絡めると美味しい事は確かですよー。

 

 

こういった楽しさって大好きです、正に何でもありなラーメンの真骨頂でしょうかね。

麺もスープも少なめなので私でも完食です。

お値段は1440円とそれなりですが、秋葉原の中心地に有るビルのテナントですから納得でしょうか。

因みにチャーシュートッピの無いノーマル鯛出汁ラーメン(塩)は990円と頑張っていますよー。

個性的で美味しいのを確認いたしました、本店の物とは少し違うように思いましたが微差というか、現在は本店含めすべてこの味なのかもしれませんね。

美味しかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。

 

 

追記

それにしてもこの施設、この後本当に大丈夫なのだろうか。

私が入店したのは平日の午前11時30分です、それでこの状態と。

 

 

食べ終わってもこの通り、隻数数えるとなんと80席以上あると。

この後8人ほど入っていきましたが果たして昼時にはどのくらい入るのでしょうかね。

秋葉原は電子部品やケース、線材等の仕入れで良く来ますからしばし見守っていく事としましょう。