愛知県一宮市にある人気店のばりばり軒さん、同じ愛知県に本社がある寿がきやが作り出すカップ麺はどうだろうか。
表記に有るように岐阜タンメン発祥の店だというが、RBDのレビューを見てもとんこつラーメンしか出て来ないですね。
黄色く麺はばりかた!!と表記され、調理時間90秒だ。
内容を見てみましょう。
液体とかやく入り粉末スープに辛味スパイスの3パックです。
この辛味スパイスがばばり軒さんの特徴でもある、ちょっとだけピリカラになるのですがお店では1増量30円で追加できますね。
では、早速熱湯90秒です。
博多ラーメンというにはそれ程白濁はしていませんね、少しだけ透明度も有る仕上がりだ。
辛味スパイスはペースト状で、乗せると温度により油分と唐辛子の固形太に分かれる。
お店の物は分離せずにペーストのままなので製法は違うようですね。
ではスープから行ってみましょう。
おおー、見た目よりもずっと豚骨が効いています、それも博多のような感じでは無い。
博多や久留米などの代表的な九州ラーメンは豚の頭骨をペラペラになるまで煮出したスープだ。
この豚の頭骨というのが肝心で、豚ガラやドラムといった部位から取る物とは違う味わいなんですね。
なのであの獣臭も違う、こちらは香り少ないです。
という事はこちらのスープには頭骨エキスは使われていないようです、油はそれ程浮いていないのですが背ガラのような豚の脂身の旨みを感じる。
なのでしつこくなくて癖は少ないですが濃度は高い豚骨スープでこれ旨いですよー。
戻し90秒のバリカタ麺はやはり加水少ないわしわしタイプだ。
ただ耐性は少なくて割と早めに柔くなる、これは仕方の無い所ですかね。
細麺は口いっぱいにほおばって食すのがいいですね、縮れも有ってスープ纏って来ますからズバズバ啜れて進みますよー。
辛味スパイスを溶くと適度な辛さになって後半を加速させます。
そうこの調味料は始めから溶くのではなく後半からの味変にするのが良いでしょうか。
という事でこのカップを通じてばりばり軒の傾向は良く分かる物と思いました。
臭みの少ない豚骨はこれ博多というより長浜ラーメンが元になっているのかなぁ、完全に乳化していないのも然りです。
更に辛味スパイスのピリカラを加える楽しさも持ってる、このカップ相当いけてるんじゃないでしょうかね。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。