明星の麺神といえば縦型カップの極太ノンフライ麺を搭載したのがスタンダードなのだが。
今回入手したものは別格と書かれた丼カップタイプ、液体スープを搭載したカップ麺の最上位仕様だ。
なのでコンビニにでの税込み価格は330円と値段も最上位クラス、さてどうだろうか。
京都鶏白湯と書いてある、真っ先に思い浮かべるのは天下一品だろう。
他に極鶏とか天天有とかの有名店も有りますよね、これらを模したものなのだろうか。
鶏ワンタン入りとあります、明星のワンタンは定評有るのでこちらも期待ですね。
では内容を見てみましょう。
液体粉末のスープにかやく、ワンタンは4ヶ入っていました。
このワンタンが別袋では無くカップの中に入りっぱなし、なので輸送等で中で自由に動いてしまう。
今回の物は3ヶは形を留めていましたが1つは割れてしまっていました。
コストとの兼ね合いは重々分かりますが何とかならないでしょうかね、出来が良いだけに勿体ないです。
では熱湯5分で出来上りです。
鶏白湯に脂が玉に浮かんでいます、ワンタンの存在感ありますねー。
ではスープから行ってみましょう。
結構粘度のあるスープです、それは粉末スープ由来のようで混ぜれば混ぜるほど粘度が増していく感じ。
カップ麺に良くある粉末のでんぷん質によるトロミなので手羽先等のコラーゲン質が煮溶けたようなトロミじゃない、人工的なトロミだ。
鶏の旨みはしっかりあって、浮かぶ鶏油調合油も効いてて美味しい事は確かだ。
ただそのトロミに比すだけの鶏感がちと足りないとは感じた。
麺はパッケージにもある新生麺風3層極太製法によるもの。
幅広の平打ち麺で多加水チュルチュル麺、食感もムチっとしてて小麦感も有る。
なる程新製法は伊達では無いですね、縮れでスープ絡みも良く美味しい麺です。
ワンタンはこれ同社とら食堂カップ等で以前から定評がある物、今回は中身も鶏肉となっていて挽肉の粒感は無くて口の中で溶ける感じ。
皮は相変わらず優秀な物でチュルチュルとしててこれまたうまし。
この手の鶏白湯カップって評価難しいですね。
結構なトロミと書きましたが天一のこってりのような強いものでは無く、屋台の味というあっさりとこってりの中間のメニューに近いか。
そのトロミは本物を知る物には何とも作偽的というか、別物で作られた感が否めない。
だが濃厚な鶏白湯を知らない方にとってこのスープは独特でとても美味しく感じるのではないでしょうか。
麺もワンタンもとっても美味しくハイレベルな物でしたから、カップ麺における動物系トロミ(なので水溶き片栗粉等による中華系餡は除く)の癖がもう少し何とかなればと思いました。
以上何時もの通りあくまで私感ですのでね。
ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。