もうなんだよ~って位暑い日々が、なのでことし未だくるまやで味噌冷し食べていないぞーと江戸川区のお店へ走ったのだが。

 

 

メニューに無いので店員さんに確認したらもう終わっていますよと、いやいやまだまだ早いだろぅ。

仕方ないので改めてメニューも確認してみた。

 

 

やはりお店の一押しは味噌ラーメンです。

創業以来私が体験しているだけでも色々と変わっていったスープはもう定着したか。

 

 

バリエーションも増えて味噌納豆なんてのも有る。

 

 

味噌以外も昨今の業務食材の進化か醤油に塩、トンコツに担々麺にたいわんラーメンなんてのも有る。

でもやはり味噌だろう、事実この時も見ていてすべてのオーダーが味噌ベースの物でした。

 

今回はネギスタミナにした、何時もスタミナばかりなのでちょっとだけ変化ですね。

ネギスタミナラーメン登場です。

 

 

ネギスタミナラーメン税込み1370円ですよー。

ねっ、よく言われている1,000円の壁ですが東京周辺ではベーシックな物は何とか留まっていますが、トッピすればこの位が普通になっています。

ではスープから頂いていきましょう。

 

 

もうね、くるまやの味噌スープは完成している。

香ばしい濃厚味噌に豚鶏の豚の比重が高いベースにラードの旨みが追い打ちをかける。

初期の物と比べると、パートの方が一生懸命剥いていた生ニンニクの旨味は少なくなったが、生姜も顔を出してこれがくるまやの味噌スープだという主張が十分感じられる。

群雄割拠のラーメン界において30年以上人気店である所為がよくわかる美味しいスープです。

 

スタミナは乗せ物にワカメと玉子とバターです。

そこへ辛味の味付きネギが加わってネギスタミナ。

 

 

バターはこれだけですがゾーン分けして食べれば十分な量、もっと欲しければさらにトッピできます。

 

 

ワカメは特筆できるようなものでは無いし量もそこそこ、玉子は夏季衛生面を考え温玉になる、牛丼屋と同じですね。

 

 

ネギは豆板醤とラー油で味付けされた物、ラーショのクマノテで味付けされたものと違いシンプルだ。

晒されているようでこれまたラーショのようなダイレクトなネギ感は無くスルスル食せる。

ただラーショのネギ好きとしてはちと物足りないかなぁ。

 

中頃からトッピングをゾーン分けして楽しみます。

 

 

バターのゾーンはマイルドな旨みがたっぷりと絡んで美味しいです。

 

 

温玉のゾーンは黄身の濃厚が加わってこれまた美味いと。

 

 

しっかりとした味噌スープが有るから故にこういう楽しみも出来ますねー。

関東エリアでは知名度高いのが判りますね。

私としてはもう30年来のキャリアですから、スープが変っても尚人気店なくるまやさんには淘汰されることの多い昨今流石と思います。

 

いやぁ美味しかったです、このチェーンの味噌ラーはは間違いなくお勧め出来る物と思います。

今回まさかの冷やし味噌の期間終了でしたが、代わりに今の味噌ラーの再確認が出来ました。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。

 

 

 

 

追記、30年前のくるまやのスープ。

くるまやがまだ数店舗だったころ、店舗には厨房とは別室に直系1メートルは有る圧力釜が設置されていました、ベーススープ作る部屋が別にあったんですね。。

これで各店舗ベーススープを作っていて、それは豚ガラや鶏ガラだけでなく幾つもの野菜も煮溶けた少しだけトロミを持った濃厚なスープだったんですね。

多店舗展開するにつけついにセントラルキッチンになったのですが、その時に当然スープは変わった。

でもそれはそれで美味しいスープを創意して作っていったので今が有ると。

でもですね、昔のあの色々な食材が煮溶けた濃厚スープを今一度食べてみたいと。

勿論パートの方達がアイドルタイムに一個一個剥いていた生ニンニクがちょっと香る事も必須です(手剥きを再現してというのではなく生ニンニクを入れてという事です)。

創業当時の味噌ラーメンとかであの味をセントラルキッチンで復刻しないですかね、当然具材豊富になるのでプレミアム価格になるのは承知です。

くるまやさん、何とかお願いしますよ。