こちらかなり久しぶりのリニューアルだと思う。

というのは当ブログを調べると4年前に食べたものと今年5月に食べたものとでは変化が無かった。

そして以前の物の評価は本家吉村家の物を再現したものでは無く、壱六系などのチェーンの家系ラーメンを模したものだというもの。

 

果てさて今回のリニューアルはどうなのでしょうか。

 

 

リニューアルに従いパッケージも変わっています、構成自体はほぼそのままなのですが色が違う、あれっ特にスープの色が大分変っていますよー。

内容は。

 

 

焼海苔が入る3パックとこれは同じだ。

では熱湯5分、完成は。

 

 

ややっ全然違うぞ、スープの色は正にパッケージ通り大分茶濁しています。

かやくも変わってほうれん草が細かくなって減っているようだ。

そしてスープの色、今回のリニューアルはスープの大幅な変更のようですねー。

因みにこちらが今年5月に食べたもの。

 

 

ねっ以前のは町田とか壱六のような資本系チェーンのような色したスープだ。

だが今回の物は本家吉村家の物に近い。

こちらが5年ほど前に食べた総本家吉村家のもの、迫力ありますよね。

 

 

茶濁していて今回リニューアルしたものに近い、しかもこれでウスメ、スクナメだ。

では、そのスープから頂いてみましょう。

 

 

色は似ているものの内容はどうか、一口啜ると。

うーーーーーん、確かに醤油は立ってますし塩味も多いが肝心の豚骨が来ないなぁ。

豚骨が薄い、豚骨臭が無い、鶏油感もあまりしない。

これらがガッツリと利いてから醤油の切れが加わるのが横浜家系だと思う。

これだとただのしょっぱめの豚骨醤油ラーメンスープでしかないかと。

 

 

麺はカップ麺では限界近い太麺で縮れが少なくなったようだ。

本家筋が採用する酒井製麺の特注麺に近づける努力を感じます。

スープが茶濁した分それを吸って色見が本家に近くなっているからそう感じるのかもしれませんね。

何れにしても美味しい麺です、小麦感もちゃんと有る。

 

 

という事で今回のリニューアルはスープをより醤油を立たせて資本チェーンから本家にターゲットを変えて来たもののようです。

だかこうなると豚骨や鶏油が物足りないというアラが出てしまって本家の物とは遠くなってしまったと感じた。

なにより豚骨臭がしないのは家系じゃないです。

勿論一般の本家筋など知らない方達にはあの香りは不必要な物なのだろうが。

ここまで寄せてくるのなら思い切ってもう2~3歩踏み出しても良かったんじゃないかと思う。

という事で凄麺推しな私ですが、今回のリニューアルは中途半端にしか感じえなかったですね。

例えば和歌山中華がポークエキスやラードを増して、今年1年経たずにリニューアルしたように。

こちらも更なる高みを目指していただければ凄麺推しとしてはうれしいのですが。

 

カップ麺としては塩分高めではありますが豚骨醤油としては美味しいですよ。

この辺のクオリティは凄麺ですからしっかりとあります。

他の同クラスのカップと比べて30~40円は安い実販価格含めて流石にヤマダイです。

あくまで横浜とんこつ家って言っちゃってるから意義を申し立てただけですからね。

ごちそうさまでしたーーーーーーーーーー、、、、、。