ラーメン界の風雲児である森住氏の名を冠したラーメン屋。

場所は東名足がに登りSA内のフードコートに有るのば今まで何度か紹介した通り。

 

 

時平日の11時15分、人が写らないタイミングて撮ったのだがこの時間でも店の券売機には並びが出てる、もう有名店になっているようだ。

このロケーションではプロデュースした森住さんの事なんか知らない方ばかりだろう、それでもこの集客はやはりリピーターが結構ある物と思う。

事実トラックや営業車の方達も多く並んでいるとみた。

 

今回は塩味玉らあ麺1080円をポチリました、本当はチャーシュー2枚のチャーシューらあ麺を食べるはずだったのだが、味玉が未食なのでこちらを頼んでみた。

ブザーに呼ばれて登場です。

 

 

いゃあ煮干しの良い香りがしていますよー。

では、スープ行ってみましょう。

 

 

ベースは豚鶏のバランスの良いスープに昆布などの乾物が支える塩スープ。

塩はきりっと立っててマイルドでは無いが角が立つほどでは無い、肉のイノシン酸と乾物のグルタミン酸のバランスがいい。

そこへ香味油だ、これが香りのように鰯の煮干しの香味油。

これがとっても効いててもう美味いのなんのって。

 

 

麺もこれもいい、縮れの少ない細麺で中加水のこれはスープと香味油を纏ってどんどん啜れる。

この細麺は食感もいい、ズバズバ啜れる麺なので。

 

 

多めのネギを絡めるのもいい、そう白青と二つのネギが多めに入るのはこのためなのかと納得です。

 

 

味玉はやはり普通の業務食材でした、半熟具合は割程で味付けにはこれといった特徴は有りませんでした。

 

 

柚子かこの大きさなのが数粒入ってます、これが底の方に入ってて味変アクセントかと思ったのですが。

この大きさなのでアクセントになる程のものでは有りません。

以前ははっきりと判る大きさだったのですがかなり控えめになっているのは、コスト削減では無いと思う。

柚子って結構苦手な方が多い食材なんですよ、なので考慮してこのサイズになったか。

ただ無くすという方向には行きたくはなかったという事でしょうかね、森住氏のオリジナルは崩したくはないという事なら納得の改良です。

 

 

冒頭この店をプロデュースした森住氏はラーメン界の風雲児と書きました。

私がこのお店を発見したのは3年前です、今回同様出張帰りでたまたま発見してかなり驚いた。

というのも森住氏といえばちゃぶやだ、このお店はラーメン屋として早くからミシュランの星を取った伝説の店です。

その後ちゃぶとんという店をチェーン展開し、海外進出まで果たすのだがある時忽然とラーメン界から姿を消した。

なのでこの店舗を見た時には衝撃が走りました、森住氏が前面に出たラーメン屋が何で高速のフードコートなのかと。

 

 

だがこの店を訪れる客はそんなこと全く知らない方が殆どだろう。

にもかかわらず未だ人気店であるのはやはり美味しい、そうおいしいからなんだと思う。

 

この味、このクオリティで都心部に出したら絶対に並びの出る人気店になると思う、それくらいのポテンシャルは持っていると思う。

森住氏を担ぎ出したこの店の経営母体は果たしてこの後どんな戦略に打って出るのか、期待して待っているのですがね。

 

この時券売機でポチってから限定商品が有るのに気付く。

それはしろらぁ麺という物でお店で作った背脂が入り、チャーシューが3枚乗ったのが1180円という。

失敗しましたぁ、食べるの決めていて券売機に直行でしたから周囲に目配りできませんでしたね。

実は来月に静岡出張が有ります、その時こちら狙いは確定ですね。

 

とはいえ塩味玉もおいしかったぁ、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。