古くから有る地元の街中華だ、立て直しての2代目がやっているがそれも私と同年代と。

後を継ぐ者はいないのでこちらもそのうち淘汰されるんですね。

 

 

お付き合いは先代から30年以上、勿論当時から今の店主夫婦はお店に出ていた。

なので味は先代通りで変わっていない、いや戻ったというか。

というのは少し前に変わったんですよ、スープの材料が明らかに減った、なのでよもやここまでと思った時も有った。

だが少しの値上げをして味を元に戻している、これは正解だと思う、あの味では生き残れなかっただろう。

値上げをしたといってもラーメンで50円アップなのですが、それでも現在500円だ。

とっても頑張っていると思う。

 

タンメンをオーダーです。

 

 

見た目は何の変哲もない良くある街中華のタンメン、特別豪華という訳でもなく普通だ。

でもこれがホッとするというか、安心安定の美味しいタンメンなんですねー。

 

 

タンメンに入る調味料は化調と塩だ、という事はベースとなるお店のスープが重要。

だがこのスープは野菜や肉と暫し煮込まれてその旨みを取り入れ美味しいスープとなる。

こちらもベーススープを小鍋に入れて5分程煮込まれてから注がれる。

なので野菜類はクタ気味、それだけ旨みがスープへ溶け込んでから提供されるわけだ。

なのでおいしー、塩味も少なめなのでレンゲがどんどん進んじゃう。

 

 

コショーを投入です、街中華にはこのS&Bのテーブルコショウが必ずある。

これがまたスープにあうあう、たまんねー。

 

 

具材は多い順にモヤシ、キャベツ、玉ねぎ、エンドウ、豚肉、ニンジン、エノキといった具合。

表面を覆う位入って満足度高し。

麺は縮れの入った良くある中華麺でこれまた普通が旨いだ。

 

 

後半ラー油の投入でピリ辛に、これで一気にフィニッシュです。

お値段だって600円です、こちらの立地ではご夫婦営業の持ち家+子供たちも独立という条件あっての事でしょうね。

 

 

いやー、街中華って侮れない、タンメン専門店も数々ある東京ですがそれが絶対ではない。

小さな街中華でも見た目は専門店に適わないもののとっても美味しいのを提供してくれるお店は多いです。

こちらもご夫婦も同年代なので私が現役の限りは一緒に頑張ってほしいと思います。

おいしかった、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。