月一来訪の兼吉さんである。

この日は師走というのに暖かく強う風が吹いていた。

 

 

組み合わせで数百ものメニューが有るのは以前から紹介ている。

 

 

以前からあるメニューだけでなく、店主はどんどん新作を出してきます。

 

 

 

 

なので迷っちゃうんだよなー、一応何を食べるかは決めて来るよ訳なのだが。

色々見るとやはり迷う、、、、、。

 

この日は暖かいとはいえそこは12月、なので味噌を食べたい。

勿論ただの味噌では無く黒胡麻味噌兼吉らーめんにした。

 

 

この店独自の合わせ味噌に擦り下ろした黒ゴマがたっぷりと溶け込んでいます。

店名の兼吉を冠するといわいる特製になって具沢山になる、なので何時も兼吉仕様です。

では、スープから。

 

 

見ただけで旨いのが判るってう見本のようなスープです。

濃く深い合わせ味噌に黒胡麻の香ばしさがたまりません。

そしてベースとなるスープ、これが兼吉さんの真骨頂なんですね。

豚鶏の豚主体の動物に根野菜中心の旨みが溶け込んだスープと、荒削りの鰹節から採った出汁を合わせた独自のスープ。

そう、中華そばのスープと日本蕎麦屋の出汁を組み合わせたのがこちらのベースなんですね。

なのでいろいろな味を組み合わせても基本となるのはこの兼吉の味なんですよ。

何食べてもどれも美味しい、大将のセンスが生きているスープだ。

 

 

麺は地元の製麺屋さんへ発注している物、細麺と太麺が有るのだが私は何時も細麺を選ぶ。

加水多めで卵は入らない、縮れも入ってスープ纏いも良くなによりスルスルと手繰れて食感も好きですね。

具沢山の兼吉仕様にしているので麺は何時も半分にしてもらっています、年寄りは炭水化物の取り過ぎに注意ですからね。

 

拘りの具材も何時も通りで、特製の兼吉仕様は。

 

 

都度々焼かれるチャーシュは箸ですくえないほど軟らかジューシーでこれが2枚。

 

 

しっかり肉餡が詰まったワンタンはプルプル皮でこれまたまいうーでこれも2ヶ。

 

 

拘りの生キクラゲ、肉厚のシャキシャキだ。

 

 

こちらて使っている玉子は紅(くれない)玉子というブランドもの、コストかかるのに拘りです。

 

 

メンマがブレちゃった、これも凄い拘り。

一度行った時に時間外していたからかカウンターにザルが並び茹で上がったメンマをたくさん冷ましていた。

戻して茹でて味付けてで5日間くらいかかるという、なので現在は殆どの店が業務食材を使っているのだが、やはり拘りですねー。

こういう拘りって好きです、勿論お店からすれば誠に不効率なんですが。

 

 

という事で大好きな兼吉さん、今回も大満足でしたぁ。

大将(なぎら健壱似)のセンス、本当に敬服します。

という事で今月の兼吉参りは終わりましたが、このままでいいのか。

いや、今年中に今一度兼吉参り参りましょうね。

おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーー、、、、。