私がもう20年以上使っているJAMES TYLERというアメリカ、ロスアンジェルスの工房が生み出すギターだ。
1990年代中頃に登場しその独特の仕様が認知され後半から一気に人気になったギターだ。
それは銘ギタリストであるマイケル・ランドゥ氏が使用したことにより広がった。
私はまだ日本ではそれ程人気では無かった1990年代後半より、その先進性に目を奪われずっと使い続けてます。
以前は4台持ってた時もある。
現在手元に有るのはこの2台。
左は15年、右に至っては20年以上の個体です。
だがこれらはステージのメインとして活躍していたのでコロナ過でライブが無くなってからはずっと仕舞いっぱなしになっていました。
ギター自体はヤマハのサイレントとか。
ヤマハ サイレントギターSLG100S、久しぶりのギターネタ、、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
フェスタレッドのストラトなど。
フェスタレッドのストラトキャスター、コンバット製オーダー物リペアしました、。 | redtylerのブログ (ameblo.jp)
チャラチャラとは弾いてはいたのですが。
やはり違うんですねー、こう思いのままっていうか、指先のニュアンスが伝わらないのをずっと思っていた。
ここの所の風潮で当バンドも復帰を目指し活動を再開、なのでリペアした。
先ずはこちらのROSEと呼んでいる方から。
フレットの磨き上げから、奇麗じゃないと引っかかるし見た目も悪いですしね。
金属磨きにはピカール、これ昔から絶対ですね。
今回使っているのはピカール・ネオというもの、このネオはあの臭いが少ないんですね。
左ビフォー、右アフターです。
かなり酷い状態でしたねー、しっかりとクリーニングしましたよー。
フィンガーボードのクリーニングはこちら。
ギター弾き始めたころから使っているからもう50年近くになるかなぁ。
洗浄と保湿でこれが一番と思う。
ペグなどヘッド回りもピカピカに。
ボディも磨けばこの通り。
弦を張り替えて―。
奇麗に復活です、ブリッジ回りもクリーニングしています。
ピックガードが黄色っぽく変色している、本来はもっと白っぽい物だったのですが。
これも年季という事で、私には新造物とは違う雰囲気で良いと思っています。
この椅子はバイク積むため外したセレナのセカンドシート、台座作って利用してる。
久しぶりに弾いてみると当たり前だがかなりいい、流石のTYLERです。
細かなことをやっても埋もれずにしっかりと表に出てる。
この辺りは奏者のニュアンスなのでなかなか伝わらないと思うのですが、兎に角意のままに奏でることが出来る。
これこそが今や大人気になっている所為でしょうね。
現在この仕様を新品で入手しようとすれば税込みで130諭吉は下らない事になっています。
骨董ビンテージとかの物ではなく如何にハンドメイドといってもこの価格は破格ですよね。
でも使ってみればわかります、道具としての完成度がものすごく高い。そう、プロの道具なんですね。
暮あたりからリハをして来年からは本格稼働しましょう。
現在もVoのJasonは単独でアコライブやってますがどこもフルハウスだという、私もアコギで合流します。
ただコロナで無くなってしまったハコ(ライブハウス)もある現状、新しい定着場所求めて活動を広げていきましょね。
何処かで出会えたら宜しくお願いいたします。