という事で、この日は朝から実業務だ。

納入したものが不調との事でしたが、原因は構造的な物で当方の制御関係には問題は無かった。

その原因の特定も1時間ほどで終わったのでその後は浜松へ行った(空自のエアパークへ行ったので後述しますね)。

ホテルは原因が特定できないことも想定して、システム全とっかえも用意した。

なのでこの日も予約とってる、連泊でもう清算も澄んでいますからね。

で、静岡の夜二日目です、勿論前日通りの十千花前です。

 

 

早く行ったので(午後5時40分)1番客かと思えば奥の座敷にはかなりの先客が、つくづく人気店なんですね。

 

場所柄何時もは魚が中心なのですが、今回はもう一つの店売りな肉料理を中心に楽しんでいきましょう。

そう、ここは色々な料理が有るのですねー。

なので何時もの鰹の三保の松原焼(藁焼きタタキ)では無く、合鴨の三保の松原焼(藁焼きタタキ)を頼みました。

 

 

いゃぁこれもまたうまーい、合鴨肉の旨みと藁焼きの燻蒸香がピタリとマッチしている。

 

 

藁焼きした時の煤が表面に付いている、これがですねー、燻蒸の香ばしさをアップさせていますよー。

 

こちらの売りの一つに十千花前焼というのが有ります。

田楽味噌のようなタレで丁寧に下ごしらえした具材をジブジブと煮たもの。

そう、品名と違って焼いてはいない、牛筋と厚揚げを頼んだ。

 

 

見た目からもう旨いの確定ですよねー。

では、牛筋から頂きます。

 

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あー、たまんねー、こんなの美味いに決まってるだろう。

 

 

厚揚げだって味染みしみで旨いのなんのって、酒が進むしかないすねー。

 

前回食べて日本酒に合ってたので今回も、イルカのタレだ。

 

 

関東では千葉は外房にある伝統的な保存食、クジラのタレが有ります、それのイルカ版ですね。

伊豆から駿河湾沿岸は昔からイルカを食べるんですよ、紀伊半島や四国ばかりでは無いんですね。

私は母方が沼津なので子供のころから行くと食べていた、南瓜や牛蒡などと煮たものが好きで特に皮下の部分がいいんですねー。

なので昔はスーパーでもイルカ肉売っていたが流石に現在食べるのは年寄り位のようで売っている所も限定されているようです。

兎に角このタレは日本酒が進むのが困りもの、いい調子になってきたところで。

〆の三貫握りへ。

 

 

大将をバックに鯛の握り、乗っているのは自家製海苔の佃煮です。

醤油の代わりに海苔つくとは。

良くある市販の海苔の佃煮とは全く違うこれは、この鯛の寿司にもピタリと合う物でうまい。

 

 

前日生の物を出して来た穴子は今日は炙って出て来た。

更に熟成した穴子は火を通される事により旨みが増し、煮切り醤油に和山椒が乗って上品な一品になっている。

懐石の中の逸品としても通づる様な握りでした。

そして最後の3貫目は。

 

 

手巻きを出して来た。

もう分かりますよね、トロと赤身を混ぜて叩いてます、ネギトロ巻きです。

使っているマグロは前日出された握り同様ミナミマグロだ。

これも煮切りで味付けされているからそのままガブリと。

いゃあ、美味しい、たまらんですねー。

勿論何時も通りにネギのお味噌汁ですね。

 

 

という事で今宵も大満足での撃沈です(と言いつつコンビニ寄ってホテル戻ってもまだ飲んでますがぁ)。

次に行くときは来年なので、新店舗でお会いしましょうとね。

素晴らしい宵でした、ごちそうさまでしたーーーー、、。