先週都内では無く埼玉のスーパーで入手したヤマダイのカップ麺。

 

 

今までの凄麺では無く凄拉麺と書いてある。

凄麺がご当地物の再現カップをメインにしているのに対し、こちらはヤマダイオリジナルの味付け商品という事なのだろうか。

メーカーのHPへ行ってもまだこの商品は掲載されていない、全く謎のシリーズなんです。

 

こんな中から今回は、極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメンを食べてみた。

内容は。

 

 

液体スープにかやくが2袋ある。

麺は勿論ノンフライで、仕様としては凄麺シリーズと同様です。

早速熱湯5分で出来上がりだ。

 

 

確かにキャベツ中心の野菜が多い、他には少量の肉そぼろだ。

コーンと肉そぼろは透明のパックに、ブルーのパックは大量のキャベツでしたね。

 

ではスープから行ってみましょう。

 

 

これまでのヤマダイの味噌スープといえば、凄麺ご当地シリーズに有る札幌、仙台、信州にねぎ味噌の逸品のような熟成された香ばしい味噌の物でした。

だがこちらの味噌は酸味を持った発酵臭すら感じる若い味噌がベースになっていると感じた。

酒粕のようなコクもあるのでこちらも使われているのだろう。

そう、しっかりとした豚鶏の下支えがあるのは勿論、今までの物とは根本の味噌から違うスープになっている。

 

 

麺も今までの凄麺で見てきた物とは違う、凄麺といえば多加水のチュルチュル麺が主流で、ご当地に合わせ断面や太さを変えたものが多かったのだが。

この麺は表面こそツルツルだが芯は中加水で小麦感を残しているもの、芯を残したおいしい麺です。

太さもフリーズドライとしては太くて、極太麺といっているのが納得です。

 

具材のキャベツやコーンもフリーズドライで、戻ってもシャキ感を残してこれまた秀逸。

成程ヤマダイの開発陣がやりたかったことが伝わるカップ麺でした。

だがこれがどれも良く出来ている凄麺シリーズと比べてみてどうなのだろうか。

 

今までの凄麺はその題材にご当地の美味しいラーメンの再現という大義が有った。

それをヤマダイなりにチューニングしてとても美味しいカップを送り出していたと。

また逸品シリーズのような独自展開もありましたが、今回凄拉麺という別シリーズを展開してきた意味は何だったのでしょうか。

 

 

この極太麺とキャベツたっぷり濃厚味噌ラーメンはそれまでには無い酸味のある芳醇な味噌の全く新しい味噌ラーメンでした。

具材の野菜も多く太麺も独自性のあるもの。

なので文句なくお勧めなのですが、何か少し物足りないと感じる物があります。

これは他にも入手したカップを食べてみてから判断するものといたしましょう。

なんて書くとえらそうですよねー、でもこのカップは美味しい物でしたよ。

ごちそうさまでしたーーーー、、。