区内を散策時、たまたま入って嵌ってしまった街中華のお店。
鐘ヶ淵駅近くに有る新華さんというお店だ。
もう50年以上の歴史を持つ店で、現在は先代の女将さんと2代目の店主さんでの営業だ。
因みに2代目の奥さんは小学校の先生という事です、現役中は教育に専念という事ですね。
店内は正に古き良き昭和の街中華だ。
手前には4人小上りが3卓あり正に家庭の延長な街中華の作りですよー。
先ずはビールと餃子。
大型でたっぷりの野菜餡がとてもジューシー。
ビールは先ずはという事で小瓶にした。
おつまみチャーシューも軟らかジューシーだ。
適度に脂が入る肩ロースでビールが進んじゃうー。
肉野菜炒めが来ましたよー。
白菜、モヤシ、インゲン、キクラゲ、ニンジン、長ネギ、玉ねぎに豚バラ肉と。
家庭では出来ない料理、外食の醍醐味ですよねー。
ここでチューハイにチェンジだ、小瓶にした理由はそういう事。
下町のチューハイはかなり焼酎濃度が高い、生半可な酔わないチューハイ出していたら店がつぶれます。
これ大げさじゃないんですよ、チェーンの居酒屋みたいな腑抜けを出していたらお客は寄り付かないのがこの辺りなんですね。
まあこちらは街中華なのでそれほど関係は無いのだがやはり濃いです。
この日は息子も一緒、奴はチャーハンだ。
昭和のシンプルなチャーハンはしっとりタイプ。
これが旨いんですよねー、炒めるときに自慢のスープを入れているのだと思う。
油分浮く上澄みを入れた旨みが化調と合わさり、このしっとりと美味いチャーハンを形成しているようだ。
一口もらったら止まらなくなりそうなのを止められた、、、(笑)。
そう、ここのスープ並みいる街中華の中でも私かなり美味しいと思う。
なので一通り飲んで食べてですが、やはり〆はこれを食べないと。
ワンタンです、量は半分にしてもらっています。
それでもワンタンは10ヶ入ってますよー、普通なら20ヶも入ってます。
餡は殆ど入っていなくて皮で食べさせる奴だ。
そう、街中華のワンタンはラーメンが麺で食わすでワンタンは皮で食わすという感じなんですね。
ピロピロの薄皮はチュルっと入っておいしー。
勿論スープも連れと二人で殆ど飲んじゃった、たまにはいいやねー。
という訳で結構飲んでのお帰り、下町の街中華は下手なチェーンの居酒屋なんかよりも効率的においしく酔えます、ここ肝心ですねー。
ほろ酔い気分で心地よく帰還です。
子供のころはただ美味しいだけだったけど、酒を覚えたらそれに加えてとっても楽しくなった。
最近後継者問題から加速度的に減っている街中華ですが、こちらはいつまでも頑張っていて欲しいですねー。
美味しくて楽しかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。