深緑さんは2020年度のTRYラーメン大賞新人賞に輝いたラーメン屋さんです。
だが本体は埼玉の超人気店四つ葉さんのセカンドブランドで、東松山という以前期間限定で四つ葉さんが臨時営業していた場所にある。
なので深緑さん監修という事はつまりは四つ葉さん監修という事になりますかね。
作っているのはエースコック、彗星の如く現れた行列店というシリーズからだ。
このシリーズは前作中華そば たた味監修 スタミナ中華そば以来2件目の発売で、今作も気合が入った内容のようだ。
中身は3パックと標準的、液体スープにかやくと調味油です。
さっそく熱湯5分です。
お店の物とはナルトが印象的以外は近位性は無い、それも使いまわしの汎用食材です。
という事はスープや麺に力を入れているという事でしょうか。
では、スープから行ってみましょう。
玉に油が浮かんでる、パッケージによると和牛オイルとの事ですがどうでしょうか。
一口、いってみます。
うーん、一口で言うと端麗バランス型。
豚鶏のベースは鶏の方が勝っているようだが主張は強くない。
そこに香味野菜や乾物などが絡むというバランス型定番の組み合わせ。
この定番の組み合わせというのがなかなか表現しにくいのですが、万遍なくうまいというのが適当でしょうかね。
それは浮かぶスープもそうで、和牛オイルという割には動物の主張が少ない。
あまりにもサラリとしているので思わずこれは植物油?と思いカップ側面の成分表を見てみるとー。
そこにはやはり植物油の表記が、つまりは和牛香味の植物油という事でしょう。
それにしても動物が感じられない、ヘッド感は殆ど無いのだが牛の出汁感はあるか。
ノンフライの麺は細かく縮れが入った加水多めの細麺です。
チュチュるとしててスープ絡みも良く小麦感もある。
エースコックはノンフライだとこんなに美味しい麺を作れるのにどうして油揚げ麺だとああなっちゃうんでしょうかね、特にお店再現系の縦型カップだと何でこれ?に毎回なるので最近は魅力的に見えても買いませんです。
ただあのジャンキーさが例えばスーパーカップなどには逆に作用して、この味が好きというファンがいるのも確か。そういった面から見るとブタキムは傑作だと思いますが。
さて、このカップ、一つのカップ麺としてはかなり美味しいものの焦点がはっきりとしないというか。
元になっている深緑さんのラーメンが良い食材を高い技術で融合させたハイスペック醤油ラーメンなので、それをカップで再現させるというのはかなり難しいという事なんだと思います。
そう思うと深緑さんのお店で食べてみたくなると、興味の湧く商品でした。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーーーーー、、、。