セブンイレブンの春の食フェアはジャンルを問わず色々な物が出ている。

ラーメンはこの函館星龍軒監修の冷たい塩ラーメンと日向屋監修の佐野ラーメンです。

当然どちらも食ましたよー、先ずは星龍軒監修冷たい塩ラーメンからだ。

 

 

函館ラーメンの名店星龍軒さんは店主さんのリタイヤによりとっくに営業を終わっているお店です。

だがカップラーメンなど今でも監修物が出てきます。

やはり函館ラーメンというと今だにネームバリューが有るという事なのだろうか。

私としては千歳空港のラーメン道場にも出品しているあじさいさんの方が現在ではよっぽどネームバリューは高いと思うのですがね。

 

 

しかも冷たい塩ラーメンなんてお店のメニューは無い、なので味見位の監修なのでしょうか。

冷なのでレンチンとかは無し、そまま盛り付ければ出来上がりです。

 

 

チャーシュー、メンマ、モヤシ、刻みと白髪のネギにちょこっと青菜です。

ではスープから行ってみましょう。

 

 

濁りのある塩スープです、鶏主体で長ネギや玉ねぎなどの根菜が入るベーススープです。

それを追うような塩タレはやはり塩漬けの長ネギが主体でしょうか、ただ函館塩というには濁りが多すぎますかね。

冷やして油を取り去って有りサッパリとしていますが冷し中華ではなく冷やしラーメンなので酸味は無いですよ。

 

 

麺は丸切りの中華麺ぽい物、ただチルドの麺ですからそれは茹でた麺とは別物です。

引っ張るとビヨーンと伸びる、シコシコ感は有りますが小麦感は皆無です。

具をのせる前に麺をスープの中で良ーくほぐす事が必須です。

とはいえ他のコンビニと比べれば麺とスープが別になっているセブンの麺は遥かに良いと思う。

 

 

チャーシューは軟らかで味付けも良く相変わらず上等な物だし。

 

 

メンマも軟らかなタイプでその味付けも昔ながらの街中華っぽくてこれ好きだなあ。

 

 

という事で何が星龍軒なのかは全く分かりませんでしたが、美味しく頂ける冷やしラーメンでした。

これコショウがとっても合うと思った、なので付属の物だけでなく、ここはS&Bのテーブルコショウを追い掛けして味変も良いと思いますよ。

ごちそうさまでしたー、、、、、。

 

 

 

 

追記、星龍軒さん閉店当時(2018年)の掲載記事です。

 

なぜ、店を閉じるのでしょうか。

星龍軒の店主 佐々木由了さん:「仕込みがきつい…。もう60過ぎて半ばになるのに、こんなに働いて、みんなが喜んでくれればいいけど、知らない人までそこまでやって、果たして楽しいのかなって」
妻妙子さんも仕込みの大変さを体感する日々だった。
観光客押し寄せ、常連客遠のく…限界を迎えた心と体
店が大きく変わるきっかけとなったのが、「ミシュランガイド」。2012年に載ってから店は大繁盛。観光客が押し寄せました。一方で常連客の足は、遠のいてしまいました。

常連客:「今はほとんど来てないんですよ。入れなくてね…。市民のものというよりは、観光客のものになってしまったんで」

一日で仕込む事ができるスープは120人分。それも、わずか4時間ほどで、無くなってしまいます。

大好きだった客と会話をする余裕も無く、深夜まで仕込みに追われる毎日。佐々木さんの心と体に、限界が来てしまいました。

妻 妙子さん:「私もだんだんきつくはなってきてるし、仕事同じことやってても、きついな~って思うようになってきたから、いい潮時かな」

 

何とも悲しい結末となってしまいましたね。