九州ラーメン成竜さんは近くで一番好きな豚骨ラーメンのお店です。

今回はコロナもありかなり久しぶり、なのでここのラーメンの特殊性が良く分かりました。

 

 

通りに面していますが駅から離れています、支店がより駅近に有りますがそれでも人通りは少ない立地。

でももう20年以上続く、名店といってよいと思う。

 

昼を外した1時に来店ですが、先客5人、後客4人と地元に根付いていますねー。

今回久しぶりなので味玉ラーメンを普通茹でにて、3分で出てきましたよー。

 

 

西のラーメンの特徴青ネギに九州ラーメンの特徴大切りのキクラゲだ。

海苔にトッピの味玉、如何にも複雑そうなスープの見た目がそそります。

では、スープ行ってみましょう。

 

 

これ見るだけで単純な豚骨じゃないの判りますよね。

九州豚骨といっても色々とある、だがこちらのはどこにも所属しないスープなのだ。

店主に聞くとあくまで自己流、色々と食べてそれらの組み合わせなのでしょうか。

 

先ずあの豚骨臭があまりしない、店内からも殆どしないのだ。

だが豚骨の旨みはしっかりあるし、焦がし葱の香ばしさも感じられる。

以前店主さんに聞いたことが有ります、それはマーユ(馬油)を使っているという事。

九州のラーメンでマー油といえばそれはラードでニンニクを真っ黒く焦がした油の事なのだが。

こちらの店主はこれがうちのマー油なんだよという、という事は熊本ラーメンなのだろうか。

 

 

麺は当然加水少ない極細麺だ、今回で加減は普通なので適度に吸水していてはんなりしてる。

これもまた美味しいですね、バリカタとかハリガネなんて言わなくてもいいですね。

 

 

こちらのチャーシューは焼目を持ったもの、常に温められていてジューシーです。

 

 

トッピの味玉はトロットロ、箸で割るのに弾力がありすぎて難儀する程、味付けも薄味で美味しいものです。

 

という事でこちらのラーメンは九州豚骨でも熊本ラーメンなのでしょうか。

でも決定的な物証は無いです。

確かに熊本で食べたラーメンでもこんな感じの物は有りました。

亀戸に熊本出身で当地の名店で修業した方の亀久という店も同じで黒いマー油では無かったしで(現在は店主豚骨スープ作るには体力の限界と醤油ラーメンの店になってる)。

でもですねやはり決定的ではない、でも美味しいのは確か。

なのであれこれ推測し無くてもいいかなと、要は美味しければいいんですからねー。

ごちそうさまでしたー、、、、、、。

 

 

追記

実は静岡出張してきまして本日帰ってきました。

先月同様美味しい肴やラーメンなど、後日アップいたしますね。