けいすけさんは店名のように肉そばを定評して8店舗を展開する人気店です。

そんな中でもNew Old Style 肉そばけいすけは当初からの店舗で、これが本流というラーメンを提供してくれていました。

 

この日はそんな源流を食べたくて行ってきました。

 

 

行ったのは当然江東区住吉のお店、店内は厨房とホール洗い場の2人オペレーションです。

昨今の諸事情よりか両名とも外国の方、調理はデムさんでした。

 

肉そば味玉醤油です。

 

 

こもられた白いのは刻み玉ねぎ、その右横にこれまた刻み生姜だ。

真っ黒なスープが昔からの下町のラーメンを継承しています。

そのスープは。

 

 

ラードまみれの真っ黒醤油スープだ。

東京下町生まれで64年の歴史を持つ自分として、確かに小学生のころこういったスープを出す街中華がそこここに有ったのをしっかりと記憶している(刻み玉ねぎと生姜は別)。

 

なのでけいすけ店主さんは敢えてこのラーメンにNew Old Styleと名を付けたんだと思う。

私のように当時を知る人間にはとても納得する命名と思います。

 

 

麺は何故か加水の少な目な中細ゆるウエーブ麺だ、縮れの有る街中華の麺ではない。

この辺りは店主のノスタルジーに由来する部分だと思う、ならばかまわない。

ちょっと歯につくムチりとした麺ですが、これもNew Old Styleというならば納得です。

 

 

肉そばはチャーシューがこのくらいの物が10枚位入ります。

カエシににチャーシューの煮汁を使っているからか肉質はパサなのですが、適度に入る脂身がそれを補っている。

量的満足度はしっかりありますね。

 

 

みじん切りの玉ねぎは晒されていて主張は食感が主体。

これまたみじんの生姜は主張有ります、これを混ぜるとあっさりとさせるというよりはスープの熱で深みが増すという方向へ向かいます。

これいいですねー、更に食が進みますよー。

 

 

久しぶりでしたが美味しかったです。

でもですね、初めて食べた頃の感動が無いというか、、。

以前のようなベーススープの下支えが乏しく感じます、表立った味は一緒ですが動物感が物足りないかなぁ。

 

美味しいこと確かですよ、ごちそうさまでしたーーーー。