仕事の息抜きにLEICA Type107を持って散歩していたら停まってた。
シボレー コルベットC1の後期型だ。
初期型中期型が2灯ライトにグリルが付いてファニーフェイスだったのだが、この後期型だと4灯で大人びた感じに。
このC1は1953年に発売されると瞬く間にアメリカンスポーツの代表となった。
だがこのC1って最初期のエンジンは直6の3.9リッターで勿論OHV、ミッションも2速のATと乗用車用の物をちょっと弄っただけの物。
その後アメリカンスポーツの代名詞V8エンジンを積むと、地方のビルダーたちがこぞってチューニングを施しレースで活躍していき。
60年代に入ってACコブラが台頭するまでアメリカのローカルレースシーンを引っ張った。
シュっとしたリヤスタイルが素敵です。
キャンバスのクローズドトップは大きなリヤトランクに内蔵されてはいるが、基本的に晴れの時しか乗れない車ですね。
このリヤスタイルは私の大好きなC2型に引き継がれていきます。
ピカピカなこんな素敵な車両、だれが乗ってきたのでしょうかねー。
追記
私が大好きなC2と書きましたが、これは幼少期の体験なんですね。
昔TVドラマでスパイキャッチャーJ3というのがやってて、主人公の河津雄介氏の劇中の愛車だったのがC2のクーペなんですよ。
勿論モノクロTVですから色は解らない、でも今記憶を検証すると赤なのではと思う。
かっこいいですよねー、スティングレイ(エイ)という愛称はこのC2から付いた。
劇中では特撮でタイヤがカバーされてエアカーになり水上も疾走していましたね。
そしてC3もまたかっこいい。
まさにグラマラスという形容詞がぴったりだ、V8のブロロロロって排気音が逞しい。
ヨーロッパの車には無い雄大方便さが魅力ですね。
私のアメリカンスポーツはここで終わりかなぁ、この後はカマロとかムスタングやチャージャー等のNASCARベースのセダンクーペへ移行するし(まあ、これらも好きですが)。
コルベットもC4以降はなんだか焦点が合わない緩いものになって行く、引き締まった感じがしない。
最近のC7以降もヨーロッパ車を意識してずいぶんとつまらないものになっていると思う。
私は歳よりなのでやはりノスタルジックになるんだろうなぁ。