富山白絵えびラーメンカップはお店再現系ではない、寿がきやオリジナルだ。

 

 

富山湾で採れる白えびは今でこそ富山湾の宝石などと呼ばれていますが。

今から30年位前はマイナーな存在で全く売れるものでは無く地元だけで消費していた。

勿論県外にも出荷されていたのだが、そのままでは売り物にならず何と食紅にて赤く色づけされて販売されていたんですね。

勿論富山白えびなんて名前も知れ渡って無いからなのだが、それがここの所のブームである、マスコミで貴重だととりぅげられら一気にこれだ、何が幸いするか分からないですね。

因みに白えびは深海性の海老で日本中にいる、富山湾の特殊な地形と海流により朝海域まで上がってくるのだ。

なので少量ですが駿河湾でも取れたりします。

 

 

内容は2パック、丼カップなので麺はノンフライです。

熱湯5分で出来上がりです。

 

 

香ばしい海老の香りがしますよー、そして、、、何故か赤いと、、。

何だこりゃ、白えびのラーメンだろうこれは。

これじゃ30年前と同じじゃないか、どういうコンセプトなのだろうか。

まあこの赤い粒上の物は海老では無くてカマボコ調理品なのであるが、明らかに海老を模しているものであろう、ならば白いままでよかったのではないでしょうかねぇ。

 

スープ行ってみます。

 

 

ベースはしっかりと豚鶏の清湯塩スープです、そこへ海老の香ばしい香りがタップリと上乗せしますよー。

乾燥葱や焦がし葱とかエビの殻っぽい物とかが浮いています。

その味はいわいる乾燥したサクラエビの風味といえば分かり易いか。

なのでちょっと安直というか、確かに海老の風味旨みはたっぷりなのだが果たしてこれが白えびの物かというと???な内容です。

でも普通に海老塩ラーメンのスープとしては美味しいスープですよー。

 

 

ノンフライの麺は細く縮れのあるものでしなやかで端麗塩スープによく合う、スズっとすすれます。

細かなエビ加工品を拾い上げて所々で麺と絡み合うのもいいですねー。

 

 

えび塩のカップ麺としては旨みはたっぷりで美味しい物でした。

だがこの製品がなんで富山白えびなのかが全く分かりません。

どうして赤く染めたのか、これでは静岡サクラエビラーメンでも通りますよね。

えび塩ラーメンとしてはしっかり海老味で香ばしくおいしいカップでした。

ごちそうさまでしたー、、、、。