こちらも間を開けるとどうしても食べたくなっちゃうお店、禪(ひらめき)さんだ。
数少ないリピート店です。
こちらの店主さんもバイカー(写ってるハーレー)、今年になってベスパGTS300を購入したのでベスパ仲間です。
このGTS奥さんのなのですが、やはりでかくて重いので大変そう。
でもなんとか最近は近場へ出かけられるそう、でもUターンは大変だって言ってましたね。
店主の旦那さんが運転でタンデムで銚子まで行ってきたとかで仲いいですねー。
この日は塩、いやこの日も塩ラーメンといった方がいい位私これが好きなんですねー。
味玉入りでオーダー、でも麺は半分にしてもらっている。
この店もともとの麺量が多く、学生さんは大盛無料とか若い方には嬉しい店です。
だが年寄りには具材含め半分で十分です、美味しいスープも飲みたいですしね。
そのスープはかなり独自だ。
ここの店主さんは行徳に有る葫(ニンニク)さんというお店出身、というか現葫店主さんと店を始めて安定してから独立したという。
なので行徳の葫さんとはほぼ同じスープで。
ベースは豚骨、そこへベジスープ由来の野菜が入るのだがほぼこれが葱、長ネギなんですねー。
長ネギの煮込んだ時に出るヌメリ、これがこのスープのトロミになっている。
勿論他にも根野菜は使われていますがジャガイモは無い、なのでベジポタスープでは無い、あくまでベジスープだ。
そしてこのスープ油が殆ど浮いていない。
勿論長時間煮込んで油が乳化しているというのもある、だが基本的には濃厚でトロミがあるのだが脂っこくはないんですねー。
これがいいんですよ、塩だとその味加減が良く分かる、私が通う理由です。
麺は浅草開花楼の特注麺。
中太中加水で軽くウエーブと、感じとしては家系の物を少し細くしたような感じでスープとの親和性も良い。
咀嚼すると小麦感がちゃんと有るのも流石に浅草開花楼である。
表題がベジニンニクラーメンなのだがこのままだとニンニクは全くない。
こちらは自分で好きなだけニンニクをクラッシュして出来上がりという事なのだ。
卓上には一席ごとにクラッシャーと粒ニンニクが置いてあり、各自好きなだけ入れて食べるのが流儀。
これは出身店の葫さん同様。
なので私はこの力強いスープに敬意を払い3クラッシュするのがルーティーンだ。
新鮮な生ニンニクはボトルニンニクの刺激は無くて、熱々スープに溶け込ませれば旨みがタップリのベジニンニクスープが味わえる。
チャーシューは背バラの皮つきでほろほろと美味しー、こいつが2枚入る。
随時湯通しされるシャキシャキモヤシにネギに、ニンニクチップが香ばしさを加えてこれたまらんですねー。
いゃあ、とってもおいしかったぁー、、。
今回行って価格改正されています、この塩ラーメンは1210円(税抜き1100円)になりました。
10年前は630円でしたからほぼ倍になっていますね。
内容はほとんど変わっていない、だがこれでも高いなんて全く思いません。
ようやく味に価格が追いついたかというくらいに思います、事実お客さんは以前と変わっていない入りをしていますからね。
昨今1000円超えるといろいろといわれるラーメンですが、それが嫌なら行かなければよい訳ですよね。
常連さん同様私はこれからも通いますよ~、だって唯一二無の美味しさですからね。
おいしかったです、ごちそうさまでしたーーーー、、、。