さて、沼津港へ行った目当てはアジフライじゃなくてこちらです。
水族館は大好きで出張時などは帰りに予定を組んで見に行くほど。
なので今まで大きなものから小さなものまで数十件の水族館に行っています。
最北端のノシャップ寒流水族館から最南端の沖縄美ら海水族館水族館まで制覇しているのですが。
この沼津深海水族館は近いのに今まで行っていなかったんですね。
すぐ目の前の駿河湾は国内でも有数の陸から近い深海が有る場所。
なのでこの施設が出来た時は成程と思ったわけだが、その個体収集の熱意は度々テレビでも紹介されていますね。
小さな水槽からちょっと大きめの水槽まで、駿河湾の深海魚たちが並ぶ。
ミニマムな施設ですが工夫しているんですね。
一番有名なのがこのタカアシガニでしょうかね。
昔から伊豆で良く取れていて食べたことありますが、身入れは良くなくて水っぽい。
よく美味と称されていますがそれはとょっと眉唾かなぁ。
食べたらタラバや毛ガニ、ズワイといったポピュラーなものの方が数段おいしいと思います。
まあ貴重なものというバイアスがかかればまた違うのでしょうがねぇ。
こちらの水族館でとっても感銘を受けたのはじつは深海魚よりもシーラカンスなんですねー。
それは2階に展示されていて。
日本は何度かシーラカンスの調査にアフリカ東部へ調査団を遠征させている。
今までに4体の捕獲に成功していて、解体検査ししホルマリン漬けの物やCTスキャンで記録したものなど。
そんな中2個体は冷凍保存されているんですね。
それが-20度の展示ケースの中に展示されています。
そう、はく製とかホルマリン漬けじゃなくって目の前に本物のシーラカンスが拝めるんですよー。
この展示には驚きました、全く凄い事です。
迫力たっぷりの本物のシーラカンスだ。
シーラカンスについてはお調べいただければいくらでも出てきますのでそちらを。
いやぁすごい迫力なんですが、一般の方達はへーって感じで通り過ぎていきます。
わたしゃずっと釘付けなんですがねー。
こちらは話題になったメンダコやラブカ等、その時捕獲したものにより展示は変わりますので。
これからも注目していきたいと思います。
やっぱり水族館は知識の宝庫で楽しかったですねー。