金バエってご存じですかぁ、50代以上の方たちは覚え有ると思いますが。

わたしの幼少期にはもううるさい位に町中を飛び回っていた。

というか家の中にも日常的にいて天井から下がるハエトリガミの主役は大きなイエバエよりもこいつの方が主役だった。

 

それはまだ一部にくみ取り式トイレがあったころはそこを繁殖地としてこの世の大我をしていたわけだが(郊外の農村地には肥溜めだ)。

水洗トイレと化学肥料が普及するにつれ一気に数が減少していった。

私が最後に見たのは多分30年位前だ。

 

 

苦手な方のために小さめに画像を掲載します。

ここは協力業者が有る埼玉県所沢市、近隣の農園では堆肥(牛糞)を使用しているので出来上がる前は(堆肥は自然発酵して温度を上げて自然殺菌するのですね)金バエの産卵に適します(前述発酵で温度を上げてほとんどは死滅します)。

なのですり抜けた個体が存在するのも確かで、こいつはそんな奴だと思う。

 

ここで大丈夫な方のために貴重な画像を。

 

 

奇麗ですよね、玉虫色だ。

羽根も虹色に光ってます。

 

この時は結構近寄っても手足をすりすりして寛いでいるとき。

金バエの方も人間に対しての危機感が無いのかなぁ。

 

何はともあれ、昔ならば即ハエタタキか殺虫剤の餌食になったのだろうが。

現在ではこのように観察されて無罪放免と。

時代は変わりますねー。