LEICA X VARIO(以下Type107)はデジカメの分類としてはコンパクトデジタルカメラ=コンデジに分類されます。

本当にそうかぁ、、、で比較してみた。

 

 

M2と比べてみる、そう殆ど変わらない。

なのでコンパクトとはいいがたい。

確かにフィルムライカMはコンパクトではあるが、それはペンタブリズムを持つ一眼レフフィルムカメラと比べての話で。

しかもボディの幅は他メーカーの一眼レフと変わりません。

 

そして段の付いたボディトップのデザインは正にMライカだ。

 

 

ボディ厚はType107の方が薄い、だが高さは少しだけ高いですね。

 

 

幅もほんの少しType107の方が狭いのだが数ミリだけの違いである。

 

だがこれがらM譲りのハンドリングを生み出します。

手にピタリとフィットする長円形のフォルムが正にバルナックから引き継ぐライカなんですねー。

そう、コンパクトという言葉は似合わない、レンジファインダーは持たないがしっかりとライカの系統を引き継ぐボディスタイルなんですね。

 

Type107に普段使っている純正のグリップをつけると流石に高さが上回ります。

 

 

でもM2にいつも使っているレモン社オリジナルのグリップケースをつけるとそれ程変わらない。

 

 

という事でType107は単なるライカのコンデジでは無く。

正統なライカMのスタイルを引き継ぐデジカメなのだと思う。

 

レンジファインダーを外した代わりに高性能のズームを装備したデジMライカと。

そう思うのは贔屓目でしょうかね。

撮像素子サイズがAPS-Cではありますが、このボディの薄さを具現するにはフランジバックと素子の厚みにはこうするしかないと思う。

 

EVFを装備しレンズ交換可能と更に具現化したCLが出ていますがあのスタイルは気に入らない。

今でもスペック的には十分ですから独自の色再現含めこれからも楽しんでいきましょう。