前回久しぶりのギターネタでしたので、今回も引き続きます、。
私が半世紀にわたり弾き続けているブランドKヤイリ、今回は最近入手したこちらを紹介いたします。
YW8000はYW800の12弦バージョンだという、、。
こちらも40年以上経っているとは思えない綺麗な状態の個体です、。
12弦という事でネック管理も大変と思いますが、ほとんど弾かないままに乾燥して固まっているというオールドとしてありそうな状態、、。
これから弾き込めば良くなる、ていうか、、。
もうすでにかなり鳴っています、年月がそうさせていますね、、。
私が良く知る70年代のYW800と違うのはこのインレイで、。
細いもののトップのネックの両サイドにも入っています、。
更に、。
ヘッドの外周にも入っていますしボディサイドやバックにも入っているんですねー、。
ボディ材は勿論ハカランダだ、このころはもうワシントン条約も発令されてて国内備蓄も枯渇しているはず、。
だがKヤイリは単なる薄い突板を張った合板ではなく同じ材を縦横にプライした、曲げ加工を優先したものの音質には憂慮した仕様の板材を使っています、。
勿論マホガニーのネックは真っすぐ、これが上位機種ではホンジュラスマホガニーになるのですがこちらだって今となっては貴重材です、、。
バックもしっかりとブックマッチだ、。
まあ72年のYW600程ではないものの良い材を使っています、、。
総じてこのころのヤイリのYWシリーズはすべてサイドバックが合板という事も有りトップ材の鳴りがメインになっている、。
それが特徴で歯切れのよいシャキッとした音で鳴る、トップのスプルースが目の詰まった単板で良い音で鳴っている、、。
うちのKヤイリオールスター、、。
輸出仕様アルバレスロゴDY-91Xを更に加えて、、。
左から79年YW-8000、72年YW-600、79年Y-W500P、91年DY-91X、。
これら弾いてて思うのですが、。
独自のKヤイリサウンドってありますねー、やはりトップ鳴りがいいです、、。
それがまた楽しですよー、、、、。