さて、合間を縫って少しづつやっているCⅡ72のクラッチ、、。
今回は組み合わせを確定して組み込むまでを行った、、。
内容はハウジングに元々入っていた5枚用のプレッシャープレートを使用して、新品KIWAMIのクラッチプレートと組み合わせることにした、、。
クラッチプレートは事前にオイル漬けしています、これを怠ると後々面倒な事になりますからね、。
仮組して具合を見ています、、。
クラッチ閉じた状態、、。
そして開いた状態です、。
良く解らないですよねー、、ハウジングの頭とクラッチのプレッシャーの位置で分かると思いますが、、(汗)、、。
良く解らないのはクラッチ板がくっついてて全体が動くから、なのでクラッチ板相互の変化が見られない、、。
そこで、、、。
72のクラッチにはクラッチプレートとプレッシャープレートの間にステンレスワイヤが入っているんですね、、。
前回の画像から、、。
こんな感じて0.9ミリのステンワイヤ(ステンレスのハリガネですね)が入っています、、。
このワイヤはクラッチプートの内側が凹んでいて其処に入り込むようになってます、なので作動の邪魔はしません、、。
こんな感じで終端はペンチで撚り撚りしてるだけだ、この交換前の画像ではいい加減な仕事に見えますからこれは純正では無いのかもしれませんね、。
5枚プレートは一番奥、2番目、3番目までがこのようにワイヤで仕切られています、。
この仕様は販売し出してから行われた改修のようです、多分これが無いと5枚全部がくっついちゃって切が悪くなるという事例が有ったんじゃないかなぁ、、。
交換にはもう少し細い0.7ミリのステンワイヤを使用した、、。
ワイヤツイスターでしっかりとネジネジしました、、。
このワイヤツイスターも私がノービスで走っていた時以来もう40年以上使っています、メーカー忘れましたがアメリカ製です、なつかいし工具です、、。
組み込んでみた結果は、、。
開いたときの画像です、やっぱり分からないですよねー、、。
実際には奥から3枚目までは少ししか動きません、手前の2枚はストロークにより結構間が開きます、、。
ワイヤリングにより明らかにクラッチの張り付きが解消されてうまく作動しているのが目で見ても分かります、、。
ただ動作には力がいるのと途中で引っかかる感じは残っています、CBと比較できるので明らかにスムースでは無いと、。
これはこの車両を入手した時からの物で、現在はクラッチアジャスターを新品に変えている物の改善していません、、。
これはアジャスターが入る右カバーを程度の良い物に変えないと解決しないかもしれませんね、。
ともあれこれで一度組み上げて走ってみましょう、、。
一つ一つですね、早く完調で走りたいですよー、、。