やはり年度末は忙しいです、なので今月は更新が遅れがちです、。
現在5物件が月末までの完納と頭の中を上手く整理しないとですよー、。
各仕事はクライアントが違いますから当然担当下請け関連の方もバラバラで、。
総勢40人くらいの方と同時進行で5物件を処理すると、長年こういう時期は有りますから頭は慣れてはいるもののやはり厳しい物ですねぇ、、。
土曜日は気象庁新庁舎の現場、虎ノ門に移設するにあたり一般見学者向けの展示施設を移転しているのですね、、。
なので虎ノ門でランチですよー、、。
土地柄土曜日なので限られる物の、結構やっている店は有ります、、。
そんな中からオフィスビルの地下にある日本蕎麦の店へ、、。
手打ちそば元禄さんだ、、、。
店前の水鉢には金魚がいますが、なんと良く見ると琉金かと思ったらオランダ獅子頭でした、流石に虎ノ門ですねー、、。
ここは土曜日限定のメニューがあり店頭でもお勧めとしてアナウンスされていました、、。
その中から、。平日は1700円のメニューが1250円で食せるこれを、、、。
二色天せいろです、、。
二八の一番粉に近い細切りと、若干太めの二番挽以降の田舎そばの二色が盛られています、、。
ここは大きめのお鉢で蕎麦猪口では無い、天せいろ以外でも同様でこれ汁をタップリつけるにはいいかと、、。でも私は蕎麦猪口が欲しいですねー、、。
蕎麦はこれ力強く打たれたもので見た目よりもかなりしっかりとした食感が有るタイプ、、。
スルスルとのど越しを楽しむというよりもよく噛んで蕎麦の風味を感じるように食すと、。
こういう蕎麦もありですねー、、、。
田舎蕎麦の方はどうか、、。
何時からこういうタイプを田舎そばって分類するようになってのでしょうかね、私はこの表記を聞いたのは30年位前かなぁ、、。
今は蕎麦の外皮をも一緒に挽いた黒っぽい色をしたのが田舎そばの定義ですね、、。
蕎麦の実は臼で粉になするとまず柔らかな中心部から粉になって行きます、、。
そう、外側から挽かれて行くんじゃないんですね、、。
なので初めに出てくるのは中心の白っぽい色をした部分だ、、。
これが更科粉です、更科蕎麦はこの部分だけを使う、蕎麦の実全体の2割くらいしか使わない贅沢な蕎麦です、。
なので一番粉なんても言います、更科蕎麦が白い理由です、、。
その一番で挽いた物をもう一度全部戻してさらに挽くのが2番粉や更に3番粉等と呼ばれる物、甘皮まで挽かれて黒っぽい色になる、(現在はロール挽といって機械でそれぞれにひきわけられていま) 。
なのでその2番から3番粉を使う田舎蕎麦はラーメンでいう全粒粉と言えるのではないかと思います、。
この打ち方ですとさらに太く甘皮も加わるので更に腰というか固めの打ち上がりになる、、。
ワシワシと噛む感じで甘皮も入り蕎麦の風味はこちらの方が強い、、。
でも喉越しというとざらつきがありスルスル感は乏しいですから、これは各個人の好き好きですかねー、。
私としてははんなりとした蕎麦が好きなんですよ、。
この蕎麦はちょっと顎がつかれる、。
よく江戸っ子は喉越しなんていってスルスルと手繰って飲んじゃう先輩方がいるんですが、。
それはちょっと違うかなぁ、はんなり蕎麦を良く咀嚼していっぱい風味を感じて楽しみたいですねー、、。
という事で2種類のこのお店の味を堪能できました、、。
ここ10年位でこういうセットを出すお店が増えましたねー、、。
なんだかんだ言っても蕎麦大好きですよー、ごちそうさまでしたーーーー、、。
追記
私の地元に角萬という老舗の蕎麦屋が有ります、、。
現在の店主は同学年で、台東区竜泉に本店は有ります、、。
蕎麦、角萬でくぐっていただけばすぐに出てきますからご参照に、、。
うどんの製法で作られるぶっとい蕎麦は賛否分かれますが連日の開店前からの並びの名店です、。
お勧めは何とカレー南蛮、ここでは邪道と感じるのでしょうかまず地元民しか頼まないですがこれかなり美味しいです、、。
ここもかなり顎が疲れる蕎麦ですが、もし機会が有れば体験していただいても良いかと思いますよー、、。